アトピーと三温糖、天然甘味料
人工甘味料(2011.6.25)

 昨日の猛暑はすごかったです。天気予報では熊谷市が39.8度ということで、湿気が少ないからいいのではというような言い方もしていましたが、とんでもないです。

 我が家は熊谷から20kmぐらい離れていますが、外気温は35度を越え、室内でも34度となり、さすがにエアコンを入れました。しかし28度設定で入れても30度までしか下がりません。

 水分を一生懸命補給して、あとはゴロゴロしていましたが、夜になってもなんとなく体調不良を感じました。

 またこの高温でアトピーが悪化。両腕の肘の内側が寝ているとき常にムズムズ痒くなるようで、寝苦しいのと痒いのとのダブルパンチで今日は寝不足気味です。

 血圧の方は、暑いせいか上が120前後、下が70代で落ち着いています。相変わらず降圧剤はディオバン80mgだけです。

 さてアトピーですが、白砂糖と三温糖の違いはどこにあるのか調べてみたのですが、どうも適当なページが見つかりません。ただいくつかのページで共通しているなと思ったのは、原材料を水にとかして様々な行程を経て不純物を取り除くところまでは同じです。

 最後にこの溶液を加熱濃縮して乾燥させたものが白砂糖。加熱濃縮しても一部の溶液が残るので、これをさらに加熱濃縮して糖分が若干焦げて茶色になったものが三温糖だそうです。

 成分の違いを見てみると、三温糖の方が白砂糖よりカルシウム含有量と鉄分が多く含まれ、また白砂糖に含まれないビタミンが微量に含まれていますが、その量はひじょうにわずかなものなので、アトピーに対してそれほど違いが出るとは思えません。

 ただ、味は三温糖の方が甘く感じるとのことです。ということは、コーヒーや煮物に入れるとき、三温糖の方が量が少なくて済むので、アトピー患者としては糖分の使用量を減らすことが出来て、それが白砂糖に較べて症状の軽減に役立っているのかなと思えてきました。


天然甘味料、人工甘味料

 アトピー患者は出来るだけ砂糖使用量を控えたほうがよいように思えてきましたので、それなら如何にも体に悪そうな?(メーカーさん、すいません)普段何気なく食べている人工甘味料の影響はどうなんだろうかと気になってきました。

 しかし人工と天然の区別も余りよく分かりません。そこで先ず基本中の基本「甘味料」とは何であるかを例によってウィキペディアで調べてみると、「甘味料とは食品に甘みをつける調味料である」というごもっともな説明があって、食品表示では食品添加物と表示されるそうです。

 これらは天然と人工の二種類に分けられるそうですが、天然と言われているものも10種類以上あるんですね。いわゆる砂糖を初めとして、ハチミツ、メープルシロップ、水飴、ブドウ糖、果糖、ショ糖、オリゴ糖などです。

 前半は後半の糖の混合物、後半はそれぞれ分子式が異なる糖であるといえそうです。

 これに対して天然に存在していながら、人工的に合成されるものとして私が良く目にする名前はトレハロース、キシリトール、ソルビトール、甘草、ステビアなどです。

 さらに甘み成分を人工的に合成したものを合成甘味料と呼び、主なものにアスパルテーム、サッカリン、ズルチン、チクロなどがあります。

 この内アスパルテーム以外は何らかの毒性、発ガン性を指摘されているので、やはり人工のものは不安だなという印象があります。

 ではアスパルテームはどうかというと、発ガン性はないという研究事例が紹介されていますが、説明を良く読むと、どうも定かではありません。

 従って免疫系が過剰に反応しがちな(私は正しい体の反応だと思っていますが)アトピー患者の場合は、やはり避けた方が無難かなと思います。



アスパルテーム、トレハロース


アトピーの目次へ


トップページヘ