ビーチ近辺の海の汚れと河川の関係

海水とアトピー、ビーチと磯の違い(2011.7.30)

 私が釣りが好きな理由は、もちろん魚とのやりとりを楽しむためですが、それと同時に海そのものを見ているだけで心が和むという部分もあります。

 仕事でストレスがたまったときは、無性に海が見たくなったりします。そうすると片道2時間以上かけて平塚に出かけ、湘南バイパスを小田原方面にドライブ。それだけでずいぶん気持ちが治まります。不思議です。

 アトピーももしかするとストレスに関係しているかもしれませんので、潮風がよい、と感じる人の中にはストレスが解消できて気持ちが軽くなり、アトピーが気にならなくなったという人も含まれているかもしれません。

 というところで今日の本題ですが、実は同じ海でもアトピーへの影響は異なるのではないか、という感覚の検証です。

 上にも書いたように、私は湘南海岸から伊豆半島にかけてよく釣りをします。平塚から小田原、真鶴、熱海、伊東、熱川、下田と海沿いに南下して行くと、あくまで感覚ですが、南にいくほど海辺で痒くならないような気がします。

 また同じような伊東近辺の場所でも、宇佐美のような遠浅の砂浜が広がるビーチと伊東の南に広がるでは、ビーチの方が症状が軽いような気がします。

 この感覚は二つの要素があると思いますが、一つは南に行けば行くほど空気や水がきれいになるということ。もう一つはビーチと磯では、その海水の成分が異なるのではないかと言うことです。


水源を考えてみると(2011.7.31)

 我が家から南に行くと、八王子を抜け湘南海岸に出ます。そのまま海岸沿いに下って行けば伊豆半島になり、最後は石廊崎ということになります。

 当然南に下がれば下がるほど空気はきれいになります。私は海釣りが好きなことを書きましたが、平塚から船に乗ることもあります。

 魚が釣れないときは、沖から平塚や小田原の街を眺めたりして過ごすのですが、その際街の上空の空の様子を眺めたりもします。

 平塚沖で先ず富士山を見ます。そこから小田原市街の上空を見て、さらに丹沢山系の上空を見て行くと、この辺りまでは青空が広がっているのですが、そこから先、東京の市街と思われる方向になると、青空が徐々にかすみ、やがてうっすらと茶色い層が広がっているのが見えるときがあります。

 「あ〜、あの下が東京なんだな。あそこで生活しているわけだ」とがっかりしていしまうわけですが、要するに遠くから見てはっきり違いがわかるほど空気が汚れているということです。

 次に水ですが、東京は主として利根川、荒川、多摩川が水源になっているようです。埼玉も似たようなものだと思います。

 これらの水源の水が汚れていると言いたいわけではありませんが、ここから浄水場に来るまでの間は関東平野が横たわっていますので、そこに生活排水が流れ込む確率は大きくなります。

 次に神奈川県ですが、水源は相模川と酒匂川です。相模川はやはり上流を除いて神奈川県を縦に縦断する形で流れています。しかしその距離は東京の水系に比べると短いので、汚染度合いは少ないかなと思えます。酒匂川はほとんどが山の中です。

 従って単純に水質を比べると埼玉、東京より神奈川の方が良いように思えます。(あくまで単純比較です。実際には地下水等も利用されています)

 伊豆半島ですが、私がよく行く伊東市の水道はほとんどが地下水でした。これは知りませんでした。

 てっきり天城山の山中を流れる水を使っているのかなと思っていましたが、良く考えるとそれほどの水量ではないですね。どうりで伊東市に宿泊したとき、水がおいしく感じられるわけです。



海水浴場


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