ハワイとアトピー(2011.8.5)
「ハワイに行くとアトピーが軽減する」ということを感じています。 これはこれまでのハワイ旅行でも感じていたことですが、今年もまたこれから行く予定です。
日本にいても、私が住んでいる埼玉と湘南海岸、伊豆や新潟では水や空気の質が違うように感じられ、アトピーも軽快するように思っていますが、ハワイはさらにその効果が大きいと思います。
今回ず〜っと食べ物から水、空気、海水とアトピーの原因を探ってきた理由の一つに、日本とハワイは何が違うんだろうという考えがありました。
ハワイでは肉食が多くなり、脂肪分が増えます。しかし果物を食べる機会が多く、ビタミンCの摂取量は日本とはかなり違うような気がします。
野菜も温暖な気候で、虫そのものがあまりいないので、農薬の使用量も少ないのではと想像しています。
また水はオアフ島の背骨にあたる山に降った水が地下水となっていて、それを汲み上げて使っています。
浄化処理がどのくらい行われているのかよく分かりませんが、残留塩素は少ないのかなと感じています。水道からの水はそのまま飲めますが、敏感な人は多少しょっぱさを感じるかもしれません。
海の水は、日本のような磯臭さがなく、含まれている有機物の量も少ないのではと思われます。
また大気は、ワイキキ辺りでは交通量も多く、排気ガスを出しながら走っている車も多いのですが、常に北から風が吹いているので、すぐに太平洋沖にガスが流れてしまい、山から新鮮な空気が下りてきます。
そういった条件が重なって、アトピーや喘息もちには住みやすい環境になっているのではと思っています。その意味では出来るだけ長期滞在をしたいなと毎年考えています。
ハワイ滞在中です(2011.8.6)
成田を飛び立つまでは、何となくムズムズしていた左肘の内側ですが、機内でもその状況はあまり変化無し。ところが、寝不足ではあるものの、ホノルル空港に降り立った瞬間涼しさとさわやかさを感じます。
空港を出て、ワイキキに来ると、さすがに夜行便なので寝不足が激しく、コンドミニアム(マンションの1室の賃貸のような形式)の部屋にはいるとすぐに疲れが出て仮眠です。
それはそれとして、あれほどムズムズしていた左肘が、今はまったく何のかゆみも感じません。暑いので汗はかいていると思うのですが、乾燥しているのですぐに乾いてしまい、皮膚はさらさら状態です。
しかし汗をかいていることは間違いありません。ということは日本でのかゆみは、汗に含まれる成分ではなく、汗が蒸発しにくいので、その水分に空気中の何らかの物質が溶け込みかゆくなるのではと推定できます。
とするとその正体は、やはり車からの窒素酸化物や硫黄酸化物さらには夏場に悪化することを考えると、光化学スモッグに代表されるような、塩素系の化合物が怪しいと思わざるを得ません。