自然治癒力をつける

アトピー患者とガン(2011.9.21)

 人間の体の自然治癒能力は本当に不思議なものだと思います。自分自身があれこれ悩まなくても、体の中で勝手に判断してくれます。

 これらの自然治癒力について、多くの医師や医学、生物学を勉強している方たちは、先ず「免疫」という言葉を使います。つまり異物を排除するための体内の警官隊みたいなものですね。

 この免疫が衰えると風邪を引きやすくなったり、病気にかかったりする確率が高まるようです。で、この免疫を高めるために、いろいろな健康法が取りざたされています。

 しかし免疫にしろ自然治癒にしろ、基本になるのは、規則正しい生活、ストレスを減らすこと、体に有益な水や食料、呼吸している大気の五つが、先ず最低の条件ではないかと思っています。

 つまりこれらを改善しないままに薬を使っても、目先の症状は抑えられても、根本的な解決にはならず、薬の薬効が切れれば再び症状が表れるということを繰り返すはずです。

 体の中をきれいにした状態で、痛んだ皮膚をケアするために薬を使えば、これは効果があると思いますが、体の中に異物を抱え込んだ状態で、例えばステロイド剤で表面だけきれいにしても、むしろ異物を体内に潜伏させる効果しかないのではと思っています。

 そう考えていくと、異物を体外に押し出すアトピー患者は、体の中の異物の量が少ないということになるわけで、それは逆に言うと、アトピー以外の内臓の病気にかかりにくいのではとも思えます。

 実際に統計を調べたわけではありませんが、この考えをそのまま応用すると、好転反応を経験したアトピー患者はガン等の難病にかかりにくいのではとも思えます。(個人的な感触です。学問的裏づけはありません)


自然治癒力の増進(2011.9.22)

 体の自然治癒力を増進させる方法の一つとして、水や食事、薬、運動以外で整体というのを教えてもらったことがあります。東洋医学の分野になるようです。

 これは要するに人間は生活しているうちに、徐々に体全体に偏りが出る。この偏りによって、体の中の体液循環(血液やリンパ液等)が満遍なく流れなくなり、一部に滞留が起きたりする。そうすると、そこでの代謝活動が停滞し、トラブルが起き易くなると言うものです。

 そこでその体液の流れを元に戻してやる、という考えに基づいているのだと思います。ではどうやって流れを戻すのかということで、それは結局古今東西の人がいろいろな健康法として述べられていることに尽きます。

 例えば適度な運動をしましょう、というのは体の中の代謝活動を活発にして体液の循環、流れをスムースにするということです。

 同様に、太極拳やヨガ、ストレッチなどを行えば、体全体が柔軟になり代謝効率が高まります。

 きれいなを飲みなさいというのも、人間の体の大部分が水で出来ていて、その中に各種の養分を溶かし込んで体内に運搬するという目的を考えれば、その必要性も納得できます。

 マッサージなんかもいいのかなと思うこともありますが、マーサージと言うのは外部から行われる行為であって、一定の効果はあるものの、自分自身の力でコリをときほぐす、という行為ではないようにも思います。

 整体は以上のことを踏まえて、要するに心身をリラックスさせた状態で、自分自身でストレッチに近いことをやりながら、体のゆがみを直していく方法だと東洋医学の先生に教えてもらいました。



整体とウォーキング


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