自然治癒力のための整体とウォーキング

気持ちの良い方向に体をストレッチ(2011.9.23)

 整体と言うのは体のゆがみを直すことを目的にしているようです。ではどこにゆがみがあるのか。人間の体は一部の臓器を除いて、本来左右対称に作られています。そしてその対称性が一番ゆがみのない状態です。

 ところが日々の生活や、仕事で使う筋肉、疲労、ストレスがたまってくると、徐々にその対称性が狂っていくようです。

 私は東洋医学の先生のところに行き、そのことを教えてもらったわけですが、一番最初に言われたのは「真っ直ぐ立ってみてください」というものでした。

 立った瞬間、自分では意識していませんでしたが、左右の肩の高さが違うという指摘を受けました。まあ多かれ少なかれ誰でも多少の違いはあると思うのですが、これが必要以上に異なっていると、やはり体に負担になるようです。

 これは大きな鏡の前で自分でチェックすることも出来ます。ちょっと目をつぶって、一番きちんと立っているという状態で静かに目を開けて、高さを見比べればすぐに分かります。

 この高さの違いですが、原因は肩ではなく足にあるということでした。どうやら骨盤そのものが右上がりか左上がりになり、さらに左右の足の長さも微妙に違うために、全体としてゆがんでしまうとのことでした。

 で、教えてもらったストレッチは、だいたい短くなったほうに負荷がかかっているので、それを伸ばしてやればいいという単純なものです。ベッドの上に仰向けになって、右または左の手を頭の上にあげ、右手の場合は右足、左手の場合は左足を、要するに頭方向と足の方向に意識して伸ばします。
 
 数秒間思いっきり伸ばして、その後一気に脱力。これを数回繰り返すと徐々にゆがみが補正されるということでした。しかも面白いことに、これは左右両方やる必要はないとのことで、伸ばしたときに気持ちが良い方向だけやればよいと言っていました。

 つまり縮んでいる筋肉や腱、軟骨を伸ばすことによって、ゆがみを徐々にとっていくのだそうで、入浴後寝る前にベッドの上でやると良いそうです。

 この考えは、別に手足だけでなく、首や腰にも応用でき、要するに自分が曲げたり伸ばしたりして気持ちが良い方向に体を動かしてやるというものです。深呼吸しながらやると効果も高まり、その後は体がリラックスし、よく眠れるようになるという副次効果も期待できます。


整体の次はウォーキング(2011.9.24)

 体の中に異物や不必要な化学物質が溜まった状態で、外的刺激を受けるとアトピー症状が出るのではないかと思っています。 もしかするとアトピーだけでなく、様々な病気の原因にもなっているのかもしれません。

 この場合の異物とは、物質名そのものはよくわかりませんが、呼吸では自動車の排気ガスに由来する窒素酸化物やや硫黄酸化物、光化学スモッグの原因となるようなオキシダント、さらには花粉や中国からの黄砂等が該当するのかなと思っています。

 また食品からは、各種の添加物、人工甘味料、着色料、さらには食品そのもに含まれる体に不適応な物質が取り込まれ、ストレスや運動不足により活性酸素やコレステロールといったものが蓄積されるのだと思っています。

 さらに飲料水や飲み物からは、残留塩素、トリハロメタン、過剰な糖分や着色料等が体内に流れ込みます。

 こういった不都合な物質を貯め込んだ状態で、皮膚にワセリンやステロイド剤を塗っても、その時しか効果はないだろうから、先ずは体内の異物を出すことが必要で、それが好転反応だろうと推測しています。

 その好転反応を助ける一つの方法として整体が考えられる、とまとめてきました。実際やってみると、最初は力の入れ具合とかが分かりにくく必要以上に伸びたりするのですが、東洋医学で薦めているのは気持ちの良い方向に、無理しないで伸ばすということです。

 力ずくで伸ばしても気持ちはよくありません。また呼吸を整えながら、特に息を吸った状態で筋肉を伸ばし、脱力した瞬間に息も一気に吐き出すと効果があるようです。寝る前の5分程度でも、ずいぶん安眠効果があります。

 さらに運動不足を解消することによって、体の代謝活動が活発になりますので、これも日頃から行う人が多くなりましたが、ウォーキングをお勧めします。

 時間的には、私がこれまで歩いてきた感触では、どんなに少なくても15分以上必要です。このぐらいの時間で体が温まり始め、代謝活動が活発になってきます。

 さらに30分ぐらいになると、「あ〜、今日も歩いたな」という感触を得られるようになります。30分でも早めに歩けば2.5〜3km歩けます。自宅周辺の散歩コースを考えるのも面白いと思います。

 ちなみに私は今時間があるときは、45〜1時間歩くようにしています。前にも書きましたが、この間必死に歩くわけではなく、カメラ片手に川っぺりの動植物を撮影しながらの散歩です。



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