里芋でも痒くなる?

アトピーとゴボウの関係(2011.12.15)

 私のアトピーは、ゴボウに若干反応すると言うことが何となく分かってきました。また水にさらした方が、気持ちの上でそう感じるだけかしれませんが、少し症状が軽くなるように思います。

 さてせっせと豚汁を食べ終え、昨晩は「イカと里芋の煮物」に挑戦しました。里芋は自家製のもので数日前に掘ってきました。

 今年の夏は猛暑だったため、里芋自体の丈があまり伸びず、こりゃ芋はあんまり期待できないなと思っていたのですが、想像よりはよく出来ていました。

 里芋ですが、やはり素手で皮を剥くと痒くなります。これを避けるために、あらかじめ茹でてから、なんて言う方法も紹介されていましたが、試しに手袋をつけて直接剥いてみました

 当然ですが痒くはなりませんでした。しかし剥きにくかったです。かなり厚めの皮になってしまいました。これをイカと一緒に煮て食べました。

 新しい里芋は粘りが少ないように思えるのですがどうでしょうか。ジャガイモのようにサラッとしています。

 しかししかし、過去の記憶の片隅に、里芋は痒くなる(皮むきではなくて、食べてから)ということがインプットされていたので、今回使ったのは小さめの里芋を四つほど。

 この内二つ分ぐらいを昨晩食べました。結果は・・・・・「痒い・・・」。やっぱり痒くなりました。場所は手の甲の小指側。食べているときはそうでもなかったのですが、夜ベッドに入って体が温まるころ感じました。

 眠いし、寒いし、いまさらベッドを出て冷水をかけたりするのも面倒なので、常に枕元に常備してある「ムヒ」を塗り、その勢いで寝てしまいました。

 そして今日の朝です。痒みは感じません。量が少なかったからか、里芋のせいではなく、前日まで食べていたゴボウのせいなのか、原因ははっきりしません。

 今日また昨日の残りの里芋を食べます。今日はもうゴボウの効果もないと思われますので、今日痒くなれば里芋の影響であると結論できそうです。

 しかし里芋も体にはよいという評価が多いですね。アトピーにも良い、なんて言う記述も見かけますが、それじゃあ私の体はいったいどうなってんの?と思わざるを得ません。

 というわけで里芋を食べた結果ですが、ほとんど痒みを感じませんでした。これは大きな収穫です。つまり私の痒みはどうやらこの時期の食べ物としては「ゴボウ」が怪しい、ということのようです。

 一方、「ゴボウ」は体によい、という言い方も多いようです。この痒みと体に良い、という二つの矛盾する現象について考えてみると、もしかすると、体によいからこそ痒くなるのでは、ということに気がつきました。

 つまりゴボウは体内にたまっている異物を取り除く作用があるのではないかということです。

 ただ本来なら取り除かれた異物は、便や尿に混ざって体外に排出されるはずですが、アトピー患者の場合は、そういった異物が運搬途中で皮膚の角質等に影響を及ぼして痒くなるのかなと思えます。

 こんなことはどこにも書いてなさそうですが、ゴボウの毒出し効果について記述しているサイトはいくつかありました。

 というわけで、結論です。ゴボウは体に悪い、という記述は見あたりませんので(皮の部分蓄積されているかもしれない農薬類は除いて考えます)体に負担がかからない程度(痒みを我慢できる程度)のゴボウを食べるのは、良いことなのかもしれない、と思うようになりました。

 ただ、上にも書いたように市販のゴボウが出荷されるまでにどのような下処理をされているのか不明なので、来年はゴボウも家庭菜園で作ってみて、それを食べたとき痒みが出るかどうかを調べてみようかなと思っています。



シラタキ、コンニャク


アトピー(2)の目次へ


トップページヘ