梅雨入りでアトピー悪化(2012.6.6)

 ガンのため療養されていた三笠宮寛仁さまが午後亡くなられました。ご冥福をお祈りしたいと思います。

 新聞の記事で、ある場所のガンを切除しても、また別の場所に現れるということを繰り返していたように思えたので、かなり容態としては厳しいんだろうなと感じていました。それにしても66歳はまだ早い。残念です。

 さて、埼玉県では朝から雨がシトシト降り、最近青空もあまり見かけなくなり、こりゃいよいよ梅雨入り宣言かなと感じています。 九州ではすでに梅雨入り宣言が出ているみたいですから、関東も今週末かなと思っています。

 梅雨入りすると約一ヶ月はこのじめじめした状態が続くので気分的にも落ち込みます。幸いにしてまだ気温がそれほど上昇していないので、体調は悪くありませんが、この先気温が上がってきたとき最初に出る症状はアトピーです。

 肘の内側に汗をかいても、空気中の水蒸気量が多いのでちっとも蒸発しません。その結果汗の成分が皮膚の上皮と反応して痒みを感じるようになります。一度掻き始めると、それが次の痒みを誘発して悪循環になります。

 こうなると始末に終えないので、そのような兆候を感じ始めたら、なるべくすぐに水で汗を流すようにしています。これによって汗の成分が皮膚に付着するのを防ぐことが出来ますし、皮膚の温度も下がりますので、痒みが減ります。

 一方、汗の蒸発がなくなり、本来なら汗と共に持ち去られるはずの蒸発熱が皮膚上に残るため、この時期は体温が下がりにくくなります。その結果妙な体の火照りを感じたりして、高血圧の症状と混同したりします。

 さらに、この時期気をつけなければいけないのが食中毒ですね。ちょっと調べてみたらこの時期の多い食中毒は「カンピロバクター」という細菌によるものだそうです。

 特徴はブタや鶏等の腸管内に生息している菌だそうで、感染すると発熱や頭痛、吐き気、下痢等の症状が出るようです。

 通常は、加熱処理をすることによって死滅するので、きちんと調理をすれば問題は生じないはずです。ただ生肉やレバーは注意が必要です。

 そういえば、焼肉屋さんのユッケを食べて、腸管出血性大腸菌に感染し複数名が死亡したというのも、確か昨年のこの時期だったと思います。

 細菌にとって水は生きていく上での大事な成分。その成分が空気中にたっぷりあり、さらに気温が高ければ繁殖するのは当たり前のような気もします。



猫アレルギー


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