猫に触っただけでアトピー発症

猫アレルギー(2012.6.7)

 我が家の猫の額ほどの狭い庭に、隣で飼っているがよく遊びに来ます。飼っているのは4匹ですが、基本的に放し飼いで、夜は家の中にいるのかもしれませんが、昼間は我が家の庭や駐車場でひなたぼっこをしています。

 私は犬にしろ猫にしろ、さらには昆虫や両生類といった生き物全般について嫌悪感はほとんどないので、遊びにくると買い置きしてある煮干しなんぞを数匹あげています。

 猫の方もそのことを覚えているのか、空腹なると窓ぎわまでやって来て、私が室内でゴソゴソやっていると、その音を聞きつけて「ニャー」と鳴いて存在をアピールします。

 仕事で出かけているときは、戻ってきて駐車場に車を入れた瞬間、どこでその音を聞いているのか、また他の家の車の音とどうやって聞き分けているのかよく分かりませんが、30mも先の道ばたから走ってくることもあります。

 私自身の顔なんかもおぼえているのかもしれませんが、猫も長い間付き合っていると、結構賢い動物だなと思います。

 本当の飼い主が玄関先に現れると、それまでなついていた猫があっと言う間に走り去ることもあります。そうゆう時はげんきんな奴だと苦笑いです。

 それはそれとして、小学生から高校生ぐらいまでの間、私は猫アレルギーでした。喘息やアトピー持ちは反応することが多いようです。

 基本的にはハウスダス等のダニの影響かと思っていますが、特定の時期に猫に触ると、その触った場所、特に手の甲などが急激に痒くなることがありました。

  また触らなくても猫に近づいただけで目がしょぼしょぼして涙がでてくるという症状も経験しています。

 これは猫の毛や皮膚の影響かと思っていますが、最近でもたまに猫に触っただけで痒くなることがあるので、相当強烈なアレルゲンを持っているんだろうなあと思っています。

 対処の方法ですが、目の場合はともかくなるべく早く水洗いして、あとは一切猫に近づかないというのが唯一の方法です。また手の方に痒みを感じるときは、触らない、と言うのが原則になります。

 私の場合は、この猫への反応は結構鋭敏で、仕事が教員なので、多数の生徒と近づいたりしますが、猫を飼っている家の生徒に近づくと、それだけでそこに猫がいなくても喘息症状が出ることがありました。何となく気道が狭くなってくるのが分かります。

 しかしこれらはどうやら時期的なものもあるようで、きちんと調べたわけではありませんが、春先の夏に向かって毛が抜ける時期と、秋口の冬に向かって毛が増える時期に多いような気がしています。

 猫に触って痒がったり、涙を流したりする子供さんがいたら、先ず間違いなく猫アレルギーです。ひどい場合は喘息症状が出て大変辛い思いをしますので、猫を飼うときは家族のアレルギーに要注意です。



ペリオスチン


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