食事の記録から原因物質を推定

アトピーを引き起こす食品(2012.6.16)

 食事の表をつけて思ったことは、先ずアトピーとは関係ないことで、人間は2日も経つと何を食べたかを意外に忘れているなということです。

 昨日の朝はパンだったのかご飯だったのか、昼は外食だったのか弁当だったのか、夜は酒のつまみが何で、メインのおかずはこれこれ、味噌汁の具は何か、なんてことをなかなか思い出せません。

 別に健忘症というわけではありません。日常生活の中で、食事はひじょうに大事な部分だと思いますが、食べているときは「うまい」と感じていても、3日もするとそのことを忘れているという認識は新鮮な驚きでした。

 それはそれとして、そういった怪しい記憶を掘り起こして、食事内容を記録していきました。その内容は、主食(ご飯やパン、麺類の区分)、主たるおかず(肉、魚、野菜等)、その他のおかず、サラダ、味噌汁といったもので、それぞれの具材や、いわゆる調味料といったものまで記録するようにしました。

 昨日書いたアルコールもその中の一つです。アルコールはウイスキー、ビール、または焼酎が主な項目となりました。(日本酒はまったく体に合わないし、味も好みではないと最初から除外していました)

 この辺りのことはすでに一度まとめていますが、再度結論だけを書くと、この食事の表で、どうも怪しいと思える食品や調味料が分かってきました。

 私の場合は「味醂」「増粘多糖類」「PH調整剤」等が怪しく感じられ、「着色料」「発色剤」「各種調味料」はそれほど痒みを生じないことが分かりました。

 また食品そのもので、なんとなく痒みを感じるものも分かってきました。「里芋」は食べるだけで痒くなります。

 「タケノコ」の場合は、その料理法によっても変わるみたいなので、タケノコそのものに付着している保存料や調理方法(調理時に使う調味料等)が問題になっているのかもしれません。 里芋と共通するのはアクが強いという事です

 「カニ」や「エビ」は、食べ過ぎない限り問題なさそうですが、殻に触っていると痒くなります。これも殻自体が問題なのか、殻に付いているかもしれない海水等が問題なのか、いまだによく分かっていません。

 最近、「こんにゃく」が駄目なんだとようやく気がつきました。これは本当に最近で、別に食事の記録をとっていたわけではないのですが、煮物やすき焼き等にコンニャクやシラタキを入れると必ず痒くなります。

 しかしこれもコンニャクの成分が反応しているのか、コンニャクという製品に加工する段階で使われる化学物質が原因なのかはよく分かりません。

 食事ではありませんが、「チョコレート」も食べ過ぎると痒くなるみたいです。少量ならOKみたいなので、これはたまに食べています。

 というわけで、自分だけが反応する食べ物というのがありそうなのですが、これはこまめに記録して、そのデータを積み重ねるしかありません。

 医者に行けば血液検査で反応物質の目安は分かりますが、日常的に食べる食品は100種類以上あると思いますので、日頃から自分のアトピーに対する症状の変化への気くばりが必要です。



軽快までの年月


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