アトピー患者はリノール酸を控えめに

リノール酸の過剰摂取がアトピーを悪化させているかも(2012.7.5)

 昨晩は寝苦しい夜でした。窓を開けて寝ましたが湿気が多く、夜半に痒みで目が醒めることが数回。トイレに行き、ついでにムヒを塗って誤魔化しましたが、眠りは浅く今日は寝不足気味です。

 眠りが浅いときはいろいろな夢を見ますね。だいたいすぐに内容を忘れてしまうのですが、何故か夢を見たことだけは覚えています。見たことを覚えているのですから、内容も覚えていそうなものですが、「あっ夢だ!」と思った瞬間内容を忘れています。実に不思議な現象です。

 それはそれとして、不快なアトピー性皮膚炎の原因について、「ウィキペディア」の記事を読んでみると、原因の一つに高リノール酸食があると書かれていて、これは今まで気にしたことがない項目だなと思い、ちょっと調べてみました。

 内容を要約すると、高リノール酸を含む食品を摂取すると、アレルギー反応を誘発するような物質が生成されるみたいで、リノール酸含有量の低い食事にすると、アトピーの改善効果が見られたと書かれています。

 ではリノール酸とはいったいどんな物質なのかというと、要するに普段使っている油に多く含まれている物質で、人体にとっては絶対に必要な物質のようです。(必須脂肪酸と呼ばれています)

 ではどんな油に含まれているのかというと、いわゆる油脂と呼ばれているものすべてに含まれています。ただ含有量はその油脂を作るもとになった植物によって異なります。

 リノール酸が多い油脂は、紅花油、コーン油、大豆油、ごま油で少ない方はオリーブ油、キャノーラ油となっています。ちなみに我が家の油はキャノーラ油でしたが、マーガリンはコーン油でした。

 しかしそうなるとアトピー患者は迂闊に天ぷらやフライも食べられないなと思います。ましてや自宅で作るならともかく、レストランでこういったものを食べるときはその油の実態も分かりませんから、注意が必要です。

 またスーパーの惣菜やコンビニ弁当を見ると、圧倒的に揚げ物が多いと思いますが、こういったものも量を考えないと、過剰摂取になりそうです。

 さらに私なんかは立ち食いソバを利用したりしますが、天ぷらそばがおいしいのでつい頼んでしまいます。またソバやさんでたぬきそばや天ぷらソバも食べすぎはよくないということになりそうです。

 さらにさらに肉の中では鶏肉はリノール酸を多く含むみたいです。酒飲みの私としても辛いのですが、焼き鳥は控えめにした方が良さそうです。ましてや香ばしい鶏皮なんてのは油の塊みたいなものですから、アトピーが嫌なら避けるしかなさそうです。

 こうやってみてくると、油を使った料理は多いですね。過剰摂取が駄目だと言われたら、後はサラダと刺身とか、豆腐といったものに注目すればいいのかなと思いますが、サラダのドレッシングにも油は使われていますし、豆腐の原料である大豆にもリノール酸は含まれています。 

 唯一魚は良さそうですね。私の場合朝食に豆腐を食べることが多いので、この点は少し改善の必要がありそうです。サラダもマヨネーズをかけたりしていますが、これも油の少ないドレッシングを選択しないといけないかもしれません。

 最後にアトピーを対象として話をまとめてきましたが、これは花粉症にも共通する内容であることが分かりました。つまりリノール酸の過剰摂取は花粉症にも良くないということです。



生ビールとアトピー


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