水で濡らしたタオル等で吸着?
雪が降ってPM2.5の濃度が下がるかも(2013.2.6)
昨晩の天気予報で、深夜から明日にかけて雪が降り、所によっては積雪20cmと伝えていたので、今日の朝は大変かなと思って起きました。
しかし窓を開けると確かに道路以外の場所でうっすらと雪が白く積もっているだけで、すでにみぞれ模様となっていました。しかしテレビを見ると、どこどこの列車が間引き運転であるとか、まあいろいろ情報が入り乱れていて、つくづく雪に弱い都市なんだなと感じました。
迷惑を受けているのは通勤の方達ですが、その中には受験生も混じっていると言うことで、我が家にとっても他人事ではないのですが、なんか大袈裟に騒ぎすぎのような気もします。
確かに雪が積もってから警告を発したのでは責任問題になるでしょうから、あらかじめ強く注意喚起をすると言うことなのかも知れません。
10時現在のアメダスの気象情報を見ると、関東北部の山添いでは積雪があるみたいですが、平野部ではせいぜい1cmぐらい。東京や神奈川千葉は0cmです。
というわけで雪については一安心ですが、この雪や雨で中国から飛来するであろうPM2.5も、もしかすると雨粒によってかなり地上に落ちるのではないかと思え、そう思うだけで気管支が楽になったような気すらします。
今日は九州北部でもわずかながら雨が降っているみたいですから、少し安心できそうです。ちなみに今日の朝刊の地方版には埼玉県内のPM2.5の測定値が掲載されています。
まだ測定ポイント自体が少ないので10カ所ぐらいしかありませんが、その中で一番我が家に近い区域を選んで数字を見ると9μg/m3というもので、これは1立方メートルあたりに含まれる粒子状物質の重さが9μgだということです。
濃度の環境基準値は35μg/m3だそうですから、今の所基準値の3分の1程度ですんでいます。ただ3分の1とはいえ、空気中にそういった物質が含まれていると言うことは間違いないわけですから、余りよい気持ちはしません。
今後再び乾燥し、北西風が強く吹くような状態になると、この濃度は一気に上昇するような気もします。マスクを買うべきか悩んでいますが、室内では空気清浄器を使う方法もあるみたいですね。
中国でもシャープやダイキンの空気清浄器が売れているそうです。前年の3倍だそうですから、それだけ汚染が深刻になっているとも言えます。
空気清浄器でPM2.5に効果があるのはどんな製品なのか。いつものようにアマゾンで調べてみましたが、よく分かりませんでした。新聞では、中国でPM2.5を99%除去できるとしている商品が販売されていると書かれていますが、アマゾンに出ているもので、そのような記述があるものはなさそうです。
というわけで、国内の製品ではまだ良く分からないのですが個人的には今後濃度が高くなるようなことがあれば、放射性物質が飛散したときと同様、玄関前で衣服を少しパタパタするとか、服の表面を湿ったタオルで軽く拭くとかすれば、室内に持ち込まれるものは減るかなと思えます。
また室内でも空気清浄器の代わりに濡れタオル等を天井からたらしておけば、人の動きで空気が動き、そのタオルに自然に付着する場合もあるかなと思えます。
しかし放射線の数値にも注意し、PM2.5の数値に注意しなくてはならないということで、本来の生活にまったく必要のない余計なものが勝手に飛んでくるのは困ったもんだと感じます。