相変わらず
中国の鳥インフルエンザの話題ですが、今日の一番大きな話題は、
台湾で感染者が出たと言うことです。
ニュースに寄れば、発症したのは台湾の方で、仕事で中国を訪れていたということですが、問題なのは中国国内で
鶏などとは接触していないということです。
だからすぐに「人から人へ感染した」という結論にはならないように思いますが、そういった可能性が存在する確率は大きくなったように思います。
一方でWHOの調査団は、現地で中国の調査団と共同調査を行い、市場で扱っていた
生きた鶏が感染源である可能性が高いという結果を発表しました。この根拠の一つとして、
市場を閉鎖した上海市で感染率が下がっていることを上げています。
しかしだとすると台湾の男性が感染した理由を説明できません。しかもこの男性の症状は結構厳しいものであることが、ニュースの行間から伺えます。
日本ではこれからゴールデンウイークとなり、予てから中国方面への旅行を計画していた方が、不安に思いつつ渡航するのだと思いますが、マスクを着用し、有名な市場等には足を踏み入れない等の予防策が必要なように思います。
一方台湾の方は帰国中は何ら症状がなく、
家に着いてから発症したようですから、日本の旅行者も自分の体調管理をしっかりする必要があるように思います。
さてもう一つの話題は昨日からの続きです。昨日の
埼玉県のPM2.5濃度は大宮が8.3で一番低いものの、それ以外の地域では19.4から25.3となっています。
もちろん70以下ですから一般的には問題にならない値ですが、昨日も書いたように当初は35という数値が気管支等に病気を抱えている人は注意をする必要があるとして設定された数値のようですから、昨日の値はその半分以上ということになります。
私自身は3歳ぐらいから喘息を発症し、だいたい中学時代までが最盛期でした。その後高校から大学にかけて徐々に症状が軽くなりましたが、40代後半までは6月とか11月といったある特定の時期に症状が出ました。
50代に入って、
免疫機能が衰えてきたのか、アレルギー反応そのものが弱くなったのか、ホコリっぽいところで動いたりすると症状が出ますが、それ以外では風邪をひいて最後に痰が絡むような時期に症状が出ることがあるぐらいで、ずいぶん楽になったもんだと思っています。
しかし昨日、
ウォーキングに出かけた際、ちょっと急いでいたこともあって、マスクを忘れてしまい、そのまま歩き続けたところ、20分ぐらいで軽い喘息症状が出ました。明らかな呼吸困難ではなく、ちょっと息苦しいかなと言う程度です。
そのままウォーキングを続けて、帰宅後静かにしていたら症状はなくなりましたが、
外出中だけ症状が出たと言うことは、やはり空気中に何らかのアレルゲンがあったとしか考えられません。
もちろん花粉の可能性も否定できませんが、あらためて昨日のPM2.5の濃度を確認して、「もしかすると」という疑いを捨てきれません。
ちなみにネットで「PM2.5 喘息」という検索語句を使って調べると、「
週平均「20超」でぜんそく発作増」という記事がありました。「やはりな」と思わざるを得ません。