旬の野菜が体によい気がします

家庭菜園を作ると野菜の季節が分かります(2012.5.14)

 健康に関して、食べ物の事を考えていたら、どうしても野菜の事に話が片寄ります。私自身は、さんざんアトピーで嫌な目にあったため、とりあえず農薬のかかっていない食べ物を食べてみようと考え家庭菜園を作りはじめました。

 家庭菜園をやって最初に感じるのは、ともかく見かけは悪いし、大きさもどちらかというと小振りのものが多いのですが、味が鮮烈なことです。まあ自分で作ったという思い入れがあるのかもしれませんが、私の息子に食べさせても、「これなら食える」と言います。

 実家の母親の所に持っていっても、「うまい!」と言ってくれるので、ついつい畑にも力が入ります。ともかく味が濃いと思います。

 ただ家庭茶園には欠点もあります。それは同時期に大量の同じ野菜がとれることです。2月に1m2ぐらいの広さに撒いた大根葉は、葉が7cmぐらいになった4月上旬から食べ続けて、今は葉が20cmくらいになっていますが、まだ食べています。主として味噌汁です。

 同時期に撒いた青梗菜(チンゲンサイ)もやはり10cm位になった4月中旬から食べ始め、まだ食べています。炒めたりコンソメスープの具にしたり、クリームシチューにしたりと努力をしているのですが、なかなか減りません。

 これじゃあ野菜の偏りが激しいなと思いつつ、次から次へと出来てしまうので、捨てるのももったいなく、必死に食べているのですが、消費しきれません。 (チンゲンサイは遂に花が咲き始めました。黄色い美しい花です)

 5月を過ぎるとタマネギが出来、梅雨時にはいると新ジャガが出来、さらに梅雨が明ける頃には枝豆やブロッコリー、レタス等も出来る予定です。更に夏になれば、なす、ピーマン、キューリ、トマト等も出来ます。

 必然的に食卓に並ぶ野菜の量が多くなり、経済的にも助かっていますが、それらの野菜をどう料理して食べるのかというのが、ここのところの一番の悩みです。

 それはそれとして、一時期に大量に出来ると言うことは、その時期が旬であるということで、どうしても野菜を買わなければいけないときはスーパーでも買っていますが、スーパーではほとんど季節がないです。

 夏野菜と言われるものが冬でも食べられ、冬においしくなるネギや大根も夏でも売っています。(品種改良の成果かもしれません)

 しかし人間の体にも季節的なリズムがあるように、食べる野菜もやはり季節に応じたものを食べた方が、より吸収率がいいのかなと思っていますので、家庭菜園で出来る作物を目安にして購入するようにしています。

 単に野菜は体によいから、ただひたすら食べればいい、と言うわけでもなさそうです。今日の記事を書くに当たって、ベジタリアンさんの寿命についても調べていたのですが、特にベジタリアンさんが長生きであるという証拠はないみたいです。 


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