「カテキン」が健康に良い!

お茶の効能を見直しました(2012.10.11)

 前のページからの続きです。静岡県の健康寿命が日本で一番だという理由の中に「緑茶をよく飲むから」という文章があったので、「本当にそうなのか?だったら少し飲んでみるか」という気になったので、もう一度改めて調べてみることにしました。

 するとお茶の代表成分は「カテキン」という物質であることが分かりました。これは味覚上は渋味として感知されるもののようです。

 そこでその効能はあとでまとめるとして、カテキンという物質そのものについて調べてみました。例によってウィキペディアを見てみると、化学式はC15H14O6で表されるそうで、白色固体と書かれています。酸化されるとタンニンとなるようで、これが渋味となります。

 生理的な活性として、血圧上昇抑制、血中のコレステロールや血糖値の調節、抗酸化作用、老化抑制、抗ガン、抗菌、抗アレルギーと、何だか良いことずくめの事が書いてあります。

 ということは、このカテキンだけを抽出すれば健康食品になるのではないかと考えるのは当然の発想で、すでに特定保健用食品として発売されているみたいですね。

 また高濃度のサプリメントも発売されているみたいですが、取りすぎはやはり良くないようで、カナダ、フランス、スペイン
等で肝臓障害が表れた例もあるようです。(断定されたわけではなさそうですが)

 さらにお茶の効能について別のページを調べてみると、「ためしてガッテン」で、掛川茶の効能について説明するページがありました。

 このページの内容によれば、「深蒸し」と呼ばれる独特の製法が良いのではないかと書かれています。要するにお茶の成分を逃がさないという製法のようで、これは別に掛川のお茶でなくても、全国で同じ製法で作られたお茶があるみたいですから、それを飲めばよいと言うことになります。

 というわけで、どうやらお茶の効能は動かしがたい事実のようで、これまで私はほとんどお茶を飲まなかったので、今後は少し考えを改めようかなと思っています。

 ただお茶を入れるのはなんか面倒だなと思えてしまうのも事実。 そこでペットボトル飲料はどうかと思って調べてみると、「ヘルシア緑茶」というのが一時期流行ったみたいですね。今はいろいろな製品が出ているみたいです。

 ただこういったペットボトル飲料の原材料は、当然安いものを大量に仕入れている可能性が高いですから、農薬等の化学物質にも注意をしないといけないと思います。

 ということは、本当に健康に留意したお茶を飲むなら、国産の無農薬茶を、天然水を使って自分で入れる、というのが良さそうです。しかしきっとそうなると値段も相応なんでしょうね。

 個人的にはそういった原材料にも神経を使った、多少高級なティーバッグがあると良いなあと思うのですがどうでしょうか。今日は買い物に行ったついでに少しお茶売り場を見てこようと思います。

 ちなみに紅茶はよく飲むのですが、どうやら製法が違うようで、通常の緑茶ほどの効能はなさそうです。しかし飲まないよりは飲んだ方が良いみたいですね。ただしお茶にしても紅茶にしても、健康によいからと言ってがぶ飲みすのはやはり体の負担が大きいようです。


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