農薬を使用しても枯れない大豆

遺伝子組み換え大豆生産で大量のラウンドアップを使用(2013.10.22)

 朝っぱらから雨で、つまらん1日だなと思っていたのですが、昼頃に雨は上がっていました。昨晩はピーマンとネギをたっぷり食べ、山東菜の味噌汁で仕上げ。

 山東菜は、ちょっと葉っぱが柔らかいですね。洗っていたらごく小さな青虫が数匹浮いてきました。もしかしたら洗いきれずに食べているかもと思いつつ、味噌汁にするとだいたいそういった虫君達は表面に浮いてくるので分かります。

 昨日は浮いてきませんでしたので問題なし。それでもタマゴぐらいは食べているかもしれません。

 しかし味の点や食味の点では、私は大根菜の方が美味しく感じられます。今日は大根菜の味噌汁。ちょっと菜っ葉が大きくなってきたので、少し苦味を感じるかもしれません。

 それはそれとして、今日の朝刊に「アルゼンチンで遺伝子組み換え大豆の生産」が行われていて、その際撒かれる農薬について反対運動が起きているという記事がありました。

 内容が様々な問題をはらんでいるなと思われたので、これなら我が家の家庭菜園の作物についている虫ぐらい、まったく問題ないなと思いました。要点(問題点)は以下の通りです。

 対象となっている企業はアメリカのモンサント社。農薬は「ラウンドアップ」という名称です。

1.アルゼンチンのコルドバ市で除草剤に耐性のある遺伝子組み換え大豆が栽培されている

2.除草剤に耐性があるので、ラウンドアップを撒いても枯れず、収量が多くなる

3.輸出によって会社やアルゼンチン国家への税金が増えている

4.農薬は飛行機で撒いている

5.農場周辺でガン患者や奇形児の出産が増えている らしい

6.農薬の総使用量は年3億リットルで1970年の100倍

7.アルゼンチン政府は、この農薬は100カ国以上で使われ、他の農薬を使う必要がなくなっ
たと主張

8.収穫された大豆の94%は中国などに輸出されている

 発端は、様々な除草剤を使ったことにより、それらに耐性を持った雑草が増え、なかなか枯れなくなってしまったこと。そこで先ず除草剤に強い大豆を遺伝子組み換えで作った。

 この大豆は大量の除草剤を撒いても枯れず、雑草だけが枯れるので必然的に使用量が増えた。大豆には耐性があるが、農場周辺の人は除草剤に対する耐性はないので、ガンが発生した可能性がある。

 私は豆腐が好きなので、「消泡剤」が入っていなくて、なおかつ「遺伝子組み換え大豆でない大豆」を使った豆腐を選んでいましたが、これからはアメリカ産大豆を使った豆腐は遺伝子組み換えでなくても大量の除草剤が使われている可能性があるので、購入は控えようと思います。

 しかし中国に輸出されていると聞くと、回り回って安い豆腐にはそういった除草剤を使った大豆が含まれているかもしれないなと思え、暗澹たる気持ちになります。

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