ハワイで10日間ほど過ごし、アトピーは改善しました。帰国後ちょうど暖かくなってきたこともあって、手の甲の乾燥も軽減。ただしハワイ滞在中よりも乾燥の度合いは増えていますので、やはり環境の変化で、今後は徐々に元の乾燥状態に戻ってしまうのかもしれません。
一方体重ですが、1kg近く増加。滞在中は連日1万歩以上歩いていたと思われるので意外でした。実際ベルトの方は出かけるときよりも穴一つ分ぐらい細くなっていたので、だとするとこの増加はどこが増えたのか気になります。
あえて良い方向に考えれば、歩き回ったので太ももの筋肉や呼吸機能の改善に役立っているのかなと思われますが、よく分かりません。
それにしても欧米人の食べる量は、信じられないほど多いですね。フードコートで居合わせた私と同じくらいの身長の70歳前後のおばさんが、いわゆるプレートランチと呼ばれる、お皿に肉と惣菜とご飯がたっぷり入ったお弁当のようなものをあっさりと平らげるのを何回も見ました。
私はその3分の2程度の、現地では「ミニ」と呼ばれるプレートランチを食べていましたが、それでも多すぎるという感じです。実際こういったプレートランチを昼に食べると、夕食時にはほとんど腹が減っていないという自覚症状が何回もありました。
一方、朝ワイキキを歩いていると、こういった70歳前後のおばさんも、しっかりトレーニング服を着て、早くはないですが必死に走っている姿をずいぶん見かけます。
つまり、たらふく食べて必死に運動というイメージに私には思えるのですが、それが健康につながるのかというと、?です。
一人の人間にとって、健康を維持するための食事量は、基礎代謝量等から計算できるわけですが、現代人の、特に肉食を含めた高カロリーの食事は、明らかに体にとって負担以外の何者でもないような気もします。
生命というのは、食べて排出し、その間の余剰分が体の維持や活動に役立っているわけですが、その量は体が自動的に調節してくれています。
ところが、余剰分が余りにも大きければ、それは緊急時のための脂肪となり、体のあちこちに蓄えられることになります。
しかし現代の生活では、緊急時という機会がほとんどなくなりましたから、蓄えられた脂肪は、消費することなく体内に蓄積される一方です。
そうなると、それを消化するために細胞が異常な増殖をして体を維持する、なんてことも起こり、それが腫瘍の引き金になっているのかもとすら思えてしまいます。
素人の考えですから、真偽はまったく不明ですが、必要以上の食べ過ぎだけは避けたほうが良さそうです。