妻の存在感と体調不良

 悪夢を見る、夜中に何回も目が覚める、目が覚めたときは動悸が激しい、早朝の血圧が高い、のぼせ感がある、肩こりがひどい、さらにあれこれ自分の体を詮索してみると、冷えを感じる、手先が冷たい、なんとなく息苦しい、胸の一部に痛みがある等々、ともかく体調不良の症状が目白押しです。

 で、原因として考えられること。実は1年前に妻が病死しました。2年間の闘病生活を経ての結果だったのでショックは大きく、何事に付け生前の事を思い出してしまいます。

 また闘病生活の間私が家事一切を行っていましたが、死後も当然家事は続いています。この負担が意外に大きく感じられるようになりました。

 中学生の息子と二人だけの生活ですが、朝晩の食事、洗濯、掃除、ゴミ出し、食材の買い出しと、仕事以外にやることが多く、忙しい毎日をおくっています。加えて私は仕事も忙しくなっています。さらに今年は息子が高校受験の年になりました。

 私は高校の教員なので、この時期学力検査の準備、実行、さらに3学期なので成績処理、卒業式の準備、新入生の入学準備と校務は同じ時期に重なっています。

 息子が受験準備をする一方で、私は自分の勤務校で、その受験のための学校の体制を整える仕事をしています。同時に家事も行っています。ストレスがたまらないわけがありません。

 しかしこれまでも入院生活の中で、このぐらいのストレスはあり、なんとか無事に切り抜けてきました。なぜ今年だけこんなに調子が悪いのか理解に苦しみます。

 やはり長期入院してたとはいえ、妻が生きているというその存在感は大きかったのかもしれないなと思えます。

 また、ストレス以外の原因として考えられることは、血圧の薬を代えたこと。前回書きましたが、アムロジピンからディオバンに変更しました。変更の理由は動悸をしょっちゅう感じるようになったからですが、代えても動悸は結局減りませんでした。むしろ悪化したかもしれません。

 しかしそれが薬のせいなのか、私の精神状態なのか判断が付きません。精神科を受診した方が良いのかなと本気で悩みました。

 しかし悩んでいるだけではしょうがないので、体調不良の原因を考えつつ、先ず仕事の量を減らしました。ともかく忙しすぎます。ここは現状を周囲の人に知らせ、助けを求めるしかありません。親しい職場仲間にそれとなく体調が悪いことを伝え、仕事の分担をしてもらいました。

 教頭に「自律神経がおかしくなっている」と正直に伝えました。この教頭もやはり仕事を多数抱え、もともとパソコンが得意でないため四苦八苦しています。そのためか部下への心遣いがあまり感じられません。

 少しはこちらの状況にも気がついて欲しい、という若干の願いをこめて病休をとり、病名に「自律神経失調症」と書いて提出しました。

 それまで全く気がついていなかったらしく、さすがに少し驚いた様子でしたが、なぜかその姿を見て、こちらは少し気持ちが晴れました。



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