動悸は高血圧が原因?(2011.4.9)

 昨晩というか今日の明け方2時半頃動悸で目が覚めました。ひと頃ほどのひどい動悸ではなかったので、5分程じっとして静かに呼吸を繰り返していると収まってきたのでついでにトイレへ。

 別に飲み過ぎたわけではないのですが、寝たのが11時であることを考えると、ちょうどノンレム睡眠からレム睡眠に移行するサイクルの途中ではないかと思われ、要するに眠りが浅くなるときに尿意を感じ、それが引き金になって動悸が起きるようです。

 別段生活上不安なことはないのですが、もしかしたら原発や被災地の事が潜在的に気になっているのかもしれません。(別に親類が東北方面にいるというわけではないのですが、ニュースで悲惨な状況を聞く度に辛いだろうなあと共感してしまいます)

 というわけで、夜中に起きたついでに血圧測定。動悸もあるし、ちょっと寒かったので上がっているだろうなと思いつつ測定すると案の定155/95です。ただ以前に較べると低い気もします。

 トイレですっきりして、再びベッドへ。割りにすぐ眠れます。明け方目が覚めると共に動悸を意識。これは習慣になってしまったようで、気にしすぎでかえって良くないなと思います。そこで気にしないことにして起床。食事の準備が落ち着いたところで測定してみると137/85で、まあなんとか落ち着いています。

 アムロジン半錠の効果は?まだよく分かりません。ただ動悸については少し収まった気がしますので、やはり動悸の副作用が少しあったような気がします。 

 いやはや昨晩は何のストレスもないのに、なんだか寝る頃から動悸を感じ、それでも深呼吸しながら一旦寝たものの、2時に変な夢を見て目が覚めました。当然心臓はバクンバクン打っています。

 直前の夢は、スキーかなんかで斜面を滑り降りていると、うしろから誰かが追いかけてくる。あと少しで追いつかれるという所で、道の先が行き止まり。びっくりして目が覚める、というパターンでした。

 「またかよ」と思いつつ、しばらくベッドの中で呼吸を整え、先ずトイレに行き放尿。すっきりしましたが動悸をまだ感じるため、コンピューターを起動。ふと気になったので、夜間、多尿、血圧、動悸、悪夢等の言葉で組み合わせを変えて、なんか特別な病気はないか検索。

 すると、ありました。びっくりです。名前を「腎硬化症」と言うらしいのですが、要するに長期間血管が高血圧に晒されると、腎臓の血管に動脈硬化が起き、腎機能が低下するという病気のようです。
 
 この病気には良性と悪性があるようでが、私のような本態性の高血圧の場合は良性からじわじわと病状が進んでいくことが多いようで、なるほどな、それなら昨年の冬にも感じた動悸はその前触れだったのかな、とちょっと納得。

 しかし、この病気については腎臓そのものを治す治療方法はないようで、ともかく血圧をコントロールすることが大事だと書かれています。「そうかあ、それじゃあやっぱり降圧剤を飲む必要があるし、食事にもこれまで以上に気をつけなくてはいけないな、と納得したところで再びベッドへ

 あまりにも動悸がひどいし、自分の病名の見当がついた(実際は勘違い)ので、これは医者に行って確かめて、その薬を処方してもらおうと考えました。

 しかし近所の医者ではアムロジンを半錠にしてもらうよう先日お願いにいったばかりなので、またごちゃごちゃ言うのは気が引けます。もう一つ、この近所の医者は、最近の医院の傾向なのでしょうか、いっさい聴診器を使いません

 私自身は昔気質の人間で、小さい頃から病院通いをしているため、医者が聴診器で確かめて、「特に心臓等に異常はないですよ」と言ってくれると安心感があります。しかしこの医者は単に問診を行うだけです。

 さらに血圧の測定も看護師さんが行い、その結果を書き取るだけ。自分で患者の脈を聞くこともしません。最近の医師は高血圧患者に対してはこのような感じで接するのでしょうか。ちょっとびっくりです。

 というわけで、再びこれまで通い続けてきた、無愛想な医者の元へ行くことにしました。この医者は、応答が無愛想なので誤解されやすいと思いますが、ちゃんと毎回聴診器を使い、血圧も脈を聞きながら自分で測定してくれますので、改めて信用が出来る医者なんだと思いました。

 というわけで、再び元の医者へ、いっとき違う医者に行ったことをなんと言い訳しようか考えながら、向かいました。



診断結果は?


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