春先の動悸と眠気

春先の眠りは浅く、動悸を感じます(2012.3.8)
 
 このところ暖かくなってきたせいか、夜の睡眠が浅くなったような気がします。これまでの寒さと同様の掛け布団で寝ていたりすると、暑くて夜中に目が覚めたりします。

 また、布団にしっかりくるまって眠る必要がなくなり、かえって睡眠中の姿勢に安定感がなくなり眠りが浅くなるような気がします。

 そもそもこの時期は寒暖の差が激しいため、自律神経系のバランスも崩れやすいという印象を持っています。そういった影響もあってか、春先に体調を崩す方も多いのではないでしょうか。

 諺に「春眠暁を覚えず」というのがありますが、一般的には「春先は眠気が強く、なかなか起きられない」ということを意味しているようですが、裏を返せば、夜きちんと熟睡できない時期である、と言うことなのかなと思っています。

 しかし眠りが浅くて朝なかなか起きられない、と言うところまでは許せるのですが、眠りが浅いことにより、夢を多く見るようになっています。

 ほとんどはすぐに忘れてしまうのですが、「なんかあんまりいい夢ではなかったな」という印象だけが残るようなときもあり、そういったときは目が覚めたとき、結構心臓の動悸を感じます。

 まあ不整脈であるとか、胸苦しさを感じるわけではないので、狭心症なんかとは違うだろうと思っていますが、夜中にふと目が覚めてドキドキしているのを感じるのは、あまりいい気持ちでないことも確かです。

 寒い冬場にはまったく感じていませんでしたので、これはやはり春先特有の現象かなと思い、昨年のこの時期のブログを見直してみると、震災関係の記述が多いものの、やはり4月前後に体調の変化を感じている記述があります。

 まあ今年は寒かった分、暖かくなったときの変化が大きくなり、昨年よりも症状の出方が早いのかなとも思えます。

 昨年はその原因を高血圧だと思ったり、更年期障害だと思ったり、自律神経失調症だと考えたりしていますが、結局5月ぐらいになって気候が安定してくる頃から症状がおさまり、夏場はごく普通の生活を送っていました。

 ということは春先特有の自律神経の乱れであると思えますが、この乱れが若いときよりもはっきりと表れるという意味では、一種の更年期障害と考えて良さそうな気もします。

 たいていの場合、自分の体調に関する精神的な不安が引き金になって、自律神経系が乱れたとき、それをより強く意識してしまい、それが動悸というような症状になるのかなと判断していますが、そのように自分で納得できれば症状も軽くなる気がします。

 昨年は、その辺の気持ちの切り替えがなかなか出来ず、ただただ不安になって、ベッドの中で「どうしよう」なんてことを思っていたため、ますます動悸を強く意識する結果になったようにも思います。

 今年は、「まあ春先のこの時期は、多少の動悸はしょうがないや」というスタンスで望んでみようと思っています。



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