秋バテになった体を食事量から改善

腹八分目という量を知る方法(2013.9.12)

 若干自律神経が乱れていることを感じています。主な症状は胃腸症状と軽い眩暈でしたが、眩暈は無くなりました。

 胃腸症状は、ちょっと食べ過ぎるとすぐに膨満感があらわれ、しばらくすると軽い胃痛を感じることもあります。私は三食きちんと食べる方ですが、食事の時間になっても空腹感がない、ということも感じていました。

 原因ですが、いわゆる「秋バテ」だと判断し、夏の生活から秋の生活を意識して、日頃の動きを見直さないといけないなと思っています。

 具体的には、涼しくなった時間帯にウォーキング等を実施。食事は腹8分目を意識する。水分補充を積極的に行い、アルコールを飲み過ぎない。夜は窓を開け放すのではなく、室温から深夜の気温を予測して、適度に窓を開ける。

 なんてことをここ数日続けてきたところ、胃腸症状は徐々に治まって食欲も出てきましたので、やはり猛暑で胃壁が荒れたか、胃全体の動きが悪くなっていたのかなと判断しています。

 それにしても食べ過ぎのコントロールは難しいですね。もともと「もったいない」という根性が染みついているので、中途半端におかずを残すことに凄く抵抗があり、またご飯も足りないと困るのでつい多めに炊いてしまい、結果的にあと少しだから全部食べてしまおう、と判断することが多いです。

 腹八分目だと頭では分かっていても、実際にご飯茶碗にご飯を少なめに盛ってみると、何だかいかにも頼りないように見えてしまいます。

 外食でレストランに行けば、これなら少ないだろうと思って注文したら、ご飯の量が意外に多かったなんて事もありますが、これまたやっぱり食べないともったいないと思ってしまいます。

 そこまで分かっているなら最初からさらに少量のメニューを選べばいいわけですが、いざ頼もうとすると、「これじゃあ腹が膨れないかも」と内心の声が聞こえてきます。

 いったいどうやって腹八分目を決めるんだと真面目に考えてみると、レントゲンで胃の中の食物を見ることが出来ない限り、八分目というのはあくまで自分自身の個人的な感覚に基づいているだけです。

 そう思って、他の人はどうやって腹八分目の量を決めているんだろうと調べてみると、どうやら量ではなく時間に視点を置いているようです。

 つまり人間の満腹感は、食べているときよりも若干遅れて脳に達するようで、普通に食べて腹八分目だと思ったときは、すでに満杯。これでちょうどだと思ったときは食べ過ぎ。食べ過ぎたと思ったときは、もうどうしようもないぐらい食べているということです。

 そこで意識的に腹八分目を目指すには、食事に時間をかけるというのが1点。つまりゆっくり食べていると満腹感が押し寄せてくるので、その感覚に従うということです。

 裏を返せば、満腹になるように早食いをする、というのは明らかに食べすぎだと言うことですね。ネットでは、半分食べて10分ほど時間をおく、なんて言う記述もありました。分かる気がします。



春先の症状


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