気楽に考えるしかない?

春先の自律神経失調症症状(2014.4.27)


 ゴールデンウイークが始まり、さわやかな青空の下、旅行に出かけられている方も多いと思います。私は6月にバンコクに行くことを決め、ゴールデンウイークは運動と家計のために家庭菜園でがんばることにしました。

 
 先ほど台所の生ごみを畑に埋めてきましたが、生ごみ効果は凄いです。単に埋めておくだけでも、野菜の収量は明らかに違います。

 以前は鶏糞をよく使っていたのですが、長期間使うとやはりだんだん土地が酸性化するような感触があり、最近は肥料は生ごみのみを心がけています。

 それはそれとして、朝方実家の母親から電話があり、畑仕事の前にいつもの診療所に一緒に行ってきました。

 春先という季節のせいだと思いますが、ここのところ妙に体調不良を訴えます。急に寒くなったり、昼間は25度近くなったりと、天候も激しく変化していますので、自律神経バランスが狂いやすい時期なんだろうなと思っています。

 実際私も先日は不調を感じて血圧を測ったら180/110ありましたから、他人事ではありません。ただ私は最近、「この時期は天候不順等により、体調のブレが大きくなるんだ」ということが分かってきたので、あまり気にしなくなりました。

 むしろ高かったら、これは運動不足だから、少しウォーキングを多めにしよう、というようになるべく前向きに考えるように努力しています。

 しかし先日も書いたように、私の母親はかなりの心配性。自分の体調や、私の体調のことまで気を使って、心配するあまりに不調を訴えるということが多いです。

 というわけで、今日の主な症状ですが、「後頭部のほてり、圧迫感と若干のめまい」だそうです。ひどくなると「胃の辺りがむかむかしてくる」と言います。

 ここのところ何回かそういったことがあったので、血液検査等も行ったようですが、これはまったく異常なし。「ではいったい何が原因なんだろう?もしかしたら悪い病気で、明日にでも命に危険が・・・」と考えているうちに、心拍数上昇、血圧上昇。

 上記の症状から、心配になって実際に血圧を測ってみると、180/80というような変な数値。要するに私のような第三者から見れば、心配しすぎて上の血圧が上がり、それによって首筋が熱くなり、胃の辺りにも不調を感じるのだと思えるのですが、本人にとってはやはり辛くて不安なので、つい連続して血圧を測り、不安が不安を呼んでさらに血圧上昇という悪循環。

 結局一緒に医者に行って、医師からは「自律神経失調症」という病名をもらい、「それならしょうがないか」とようやく納得して帰ってきました。
 

 しかしこういった心理症状は厄介です。私も早期退職直前の頃は同様な症状があり、これは第三者が「いくら心配する必要はない」と言っても、自分が納得しない限り、なかなか症状は改善しないようです。

 まじめで心配性の人ほど、こういった神経症状が出るようです。私自身はそういった経験を通して、今は「なるべくお気楽に生きることが大事だ」と思っていますが、これが70歳を越えたときそういった心境に慣れるものかどうか、若干不安に思っています。


亡くなる方が増える月


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