目の花粉症対策 最初は眼鏡

目の痒み対策(2012.3.18)

 花粉症で、朝起きるとまぶたがくっついて開かないとか、目やにが凄く出るとか、目が充血するとか痒いとか、目の症状もなかなか辛いものがあります。

 私の場合は主として鼻水や鼻づまりですが、息子は目が充血して痒いと訴えます。水で洗うしかない、と言っていますが、通学時は結構辛そう。(自転車で25分ぐらい走ります)

 水で洗えば多少症状は軽くなりますので、そのことから考えても原因は、目のいちばん表面部分にある角膜への花粉の付着にありそうです。

 ではこの角膜とはどのようなものなのかをもう少し調べてみると、ウィキペディアでは「目を構成する層状の組織の一つであり透明である。最も外界に近い部分に位置する」と書かれていますので、私のイメージ通りです。

 次にこの大きさですが人の場合は直径12mm、厚さは中央部が約0.5mm、周辺部が0.7mmだそうで、要するに薄いビニールのようなものですね。

 さらにウィキペディアの記述を読んでみると、このごく薄い角膜はさらに5層に分かれているみたいで、一番上(空気に接している部分)から「角膜上皮」「ボーマン膜」「固有層」「デスメ膜」「角膜内皮」に分かれているそうです。
 
 興味深いのは、この角膜内には血管が存在しないため、酸素や栄養分は涙等から供給されるという記述で、要するに目の表面は常に涙等で濡れた状態になっていないといけないということです。

 で花粉症ですが、ガラスの表面に薄く水を流したような状態が角膜表面の状態かなと思われますが、この表面に花粉が飛んできて付着するわけです。

 少量なら付着してもすぐに涙等の液体で流されるはずですが、その流された花粉がまぶたや目の周辺に存在する組織の中の白血球の一部と反応して炎症を起こすというのが、そのメカニズムです。

 ということは基本的にはマスク同様、花粉を目の中に入れない方法が良いわけで、その第一の防御策は眼鏡のようなものであると言えそうです。

 一時期はゴーグルのような眼鏡が売られていたこともありましたが、最近はかなりファッショナブルな眼鏡も販売されていますね。

 アマゾンで調べてみたら、このタイプが良さそうです。息子の症状があまりにひどいようなら、一つ買ってもいいかなと思っています。



 しかし、眼鏡を使ったとしても1日中かけているわけにもいかないと思うので、次は角膜に付着した花粉をいかに除去するかということになりますが、基本は水洗いかなと思っています。

 ただ水道水は、水道局によってPH(酸性、アルカリ性)に若干偏りがあると思うので、あまり頻繁に水道水を使うのも良くないのかなと言う気はします。浄水器等の水であれば、これが少し改善されるかもしれません。

 水道水の状態があまり良くないと思われる場合は、いわゆる目薬となるわけで、これについてはまた次回調べてみようと思います。



目薬の成分


花粉症


表紙に戻る