目の花粉症対策 目薬の成分

花粉症の目薬(2012.3.19)

 花粉症の目薬について調べています。「All About」の記事が分かりやすいですね。最初に目の痒みが本当に花粉症かどうかを判定しないといけないと書かれています。

 当然だと思いますが、要するに花粉症以外でも目がしょぼしょぼしたり痒くなったりするときがあると言うことだと思います。私は目については視力は滅茶苦茶悪いものの(両眼とも裸眼で0.1以下で近視、乱視、老眼すべてを含んでいます)幸いにして、矯正視力は1.0ぐらいになっていますし、花粉で痒くなると言うこともあまりないので助かっています。

 ただし、我が家の母親は角膜炎と白内障で一時期悩んでいましたので、私もいずれその傾向が出る可能性があるとは思っています。(母親の角膜炎は進行がストップ、白内障は手術で治りました)

 話を戻して、花粉症で痒みが生じるということがはっきり分かっているならば、最初の対策は眼鏡等による花粉の防御、次に清潔な水での水洗い、それでも改善しないときは目薬かなと思っています。

 目薬の成分ですが、一言で痒くなるといっても、そのメカニズムは複雑で、目薬の成分がその流れのどこに効くのかをよく考えて使用すべきだなと感じました。

 つまり、花粉が角膜に付着 → 涙で流れる → 周辺組織に到達 → ヒスタミン(アレルギーを起こす物質)の放出 → アレルギー反応 → 炎症 → 痒みという流れになるのかなと思いますが、最初の角膜の付着までは眼鏡で防御できると言うことです。

 次に涙で流れる部分は水洗いという処置に該当します。それでも駄目な場合はヒスタミンの分泌を抑えることが良さそうです。(本来的には花粉そのものが異物なので、それを放出すべきであって、ヒスタミンで抑えても花粉は除去できません)

 このヒスタミンを抑える物質が、上記の記事では「クロモグリク酸ナトリウム」となっています。記事ではこれを含む目薬として「エージーアイズ」が紹介されていますが、調べてみると他にもいっぱいあり、ほとんどが炎症を抑える薬も含んでいますので、その成分比も比較した方が良いように思えてきました。

 なお、目薬について調べていたら、目薬の用法について書かれた記事があり、今まで私が考えていた使用法と違っていたので、紹介しておきます。

 先ず目薬は1滴で充分だそうです。きちんと目に入らなければ別ですが、2滴3滴と入れても溢れるだけで意味がないという記述がありました。

 また目薬をさして瞬きをするのは良くないんだそうです。これは知りませんでした。要するに瞬きというのは、車のワイパーと同じように、薬剤をある部分に集めてしまうことになるようです。従って薬剤が角膜の表面全体に薬が行き渡らないということです。

 まとめると、効率の良い目薬使用法は、1滴を入れ、その後は1〜2分目をつぶっているという方法です。



目薬の成分(2)


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