風邪について(その1)

 世の中には風邪をひきやすい人と、滅多にひかない人がいるようです。もちろん私は前者なんですが、なぜ引きやすいかというと、アレルギー性の慢性鼻炎のため、いつも軽い鼻づまりだからです。

 といっても分かりにくいかもしれませんが、鼻づまりだと呼吸が苦しいのでどうしても口で息をします。すると雑菌やウイルスがもろに喉の粘膜にくっつくわけです。

 マスクをすればいいのかもしれませんが、ウイルスはひじょうに小さいのでマスクの隙間から入り込むと思います。またうがいや手洗いを励行すればいいのですが、これとても限度があります。

 一応仕事から帰ってきたときには、手洗いとうがいを行っていますが、今回の風邪のように息子からもらう場合は、家の中で一緒に生活している以上、やむを得ないのかなと思います。

 どうして息子からもらったと分かるかというと、先週突然息子が熱を出し、医者に行ったところ風邪だと言われました。その後数日で治ってしまいましたが、治った頃から私の喉に違和感が。しかもその後の経過がほぼ同じ症状。これは間違いありません。

 そんなわけで、アトピーや喘息体質の人は、いわゆるアレルギー体質というわけで、鼻の粘膜も敏感になり、鼻づまりは避けられないので、風邪をひきやすい、という結論になるようです。

 ちなみに昨年から新型インフルエンザが大流行し、息子も感染しました。私もこりゃうつされるかなと覚悟していたのですが、ちょこっと風邪っぽい症状が出ただけで、熱も出ずに収まりました。やはりなんらかの免疫を持っていたようです。

 職場は学校ですが、20代の若い先生は生徒からうつされたようですが、40代以降は誰も感染しませんでした。

 話しを戻して、風邪の症状そのものは数日で治ったのですが、その後咳がやたら出るようになり、ここのところ1週間以上続いています。

 昨晩は咳のため安眠できず(喉がイガイガするなと感じた瞬間咳が出て目が覚めてしまいます)、今日は再びいつもの診療所へ。

 症状を伝えると「気管支が弱いんですね」と言われ、「ジスロマック」という抗生剤、「レスプレン」という去痰剤、「カフコデN」という咳止め、「バザロイン」という消炎剤、さらに「ホクナリンテープ」という気管支拡張剤をもらってきました。

 昼食後早速飲んでみると、すぐに効果が現れたのか、咳はほとんどでなくなり、時々咳払いをする程度に落ち着きました。こんなことならもっと早く医者に行けば、夜辛い思いをすることはなかったのにとちょっと反省しています。

 ちなみに気管支が弱いのは昔からで、これも喘息の影響だと思っています。一時は咳喘息を疑っていましたが、どうやら風邪に伴う気管支炎のようです。



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