2011.11.29
風邪が増えてきたように思います。私の勤務先が学校なので、風邪が増えてくるとすぐ気がつきます。授業中に咳や咳払いが聞こえる。鼻水をすする音が聞こえる。マスクをしている生徒がいる。欠席者がちらほらいる、などの兆候が見られたら要注意ですね。
先生方は声を出すのが仕事ですから、結構喉に気を使っている人が多いです。風邪の時期は授業から戻るとうがいをする先生が増えます。あらかじめマスクを着用する先生もいますが、授業中ははずしています。
何年も教員をやっていると、自然に適正な音量というのが身に付くようで、40人の教室ではやはり声が大きくなります。その分呼吸も激しくなるわけで、必然的に喉を通過する空気の量も増え、ウイルスが多いと風邪をひきやすくなります。
しかしそのような環境に長く身を置いていると、逆に風邪のウイルスに対する免疫力も付くのかなとも思えます。年配の弱々しい先生が、冬場でも風邪を全くひかないのに、若々しい体育の先生が風邪をひいて高熱を出して何日も寝込む、なんてのもよく聞く話しです。
私自身はアレルギー体質のせいで、年中アレルギー鼻炎(鼻づまり)症状があり、どうしても口呼吸が多くなり、年に3〜4回は風邪をひきます。
以前にも書きましたが、最近は喉から咽頭、喉頭部にウイルスが入り込むことが多く、一度風邪の症状が出ると咳が長引くようになっているので、そうならないように一応普段から心がけています。
対策の第一は手洗い励行ですね。これは病院の入院施設に行けばよく分かります。病室にはいるときは、患者に余計な細菌、ウイルスを持ち込まないように必ず手洗いをするというのが義務づけられています。逆に言うと手にはウイルス等の雑菌が付きやすいと言うことだと思います。
次がうがい。つい忘れてしまいがちですが、帰宅したらうがい、というのを習慣づける必要があります。
また温度差も大敵のようで、年をとると温度の変化に鈍感になるようで、体が冷えているのにその寒さに気がつかないと言うこともあるようです。また部屋を暑くしすぎるのも、外の冷気に触れたときにショックを受けやすいのではと思っています。
後は就寝時のマスク着用。口呼吸で寝ている内に喉が痛くなることがあるのですが、冬場にマスクをして寝るようになってから、そのような症状がかなり減りました。
最後は睡眠時間の確保とストレスをため込まないこと。もしかしたらこれが一番かもしれません。