インフルエンザ 患者の増加と
高齢者の重症化

2012.2.17

 インフルエンザの患者数が激増中というニュースを聞いていますが、意外に私の身の回りや勤めている学校では、大発生の兆候は見られません。

 今はA型とB型の端境期であり、これから第二派がやってくるみたいなことをニュースでも言っていましたが、だとするならば第一派は無事乗り越えつつあるのかなとちょっと安心しています。

 それにしても高齢者施設でインフルエンザによる集団感染が起きる、と言うのがどうもよく分かりません。お年寄り達は、ほとんど外に出ないでしょうから、見舞いの患者さんや医療従事者の方がウイルスを運んでくるのでしょうか?

 まあ医療従事者の皆さんは、それなりの教育を受けているでしょうから、手洗い、うがいをきちんと行っているとは思いますので、やはりお見舞いに行く人の意識が大事なのかなと思います。

 一方これらの高齢者の方は、たぶん予防接種をきちんと受けていると思われるので、にもかかわらず亡くなる方がいるというのも不思議です。

 この辺りについて調べてみると、予防接種はそもそもインフルエンザに罹らないことを目標にしているのではなく、罹ったときにその症状が軽くなることを目標にしていると言うことですね。

 従って、いくら予防接種をおこなっていても自分自身の免疫力が落ちていれば、白血球やリンパ球の活動が弱いためインフルエンザに罹ったとき、重大な症状を引き起こす恐れがあると言うことだと思います。

 ということは、例え予防接種を受けていても、普段から自分自身の免疫力を高めておかないといけないという
ことです。

 反面そう考えると、あまり若い内から予防接種を受けていると、その助けを借りながら免疫を作る形になるので、免疫生産の力そのものが落ちてしまうのではと、素人考えで思えてしまいます。

 つまり自分自身の免疫生産力が徐々に落ちてきた頃予防接種を受ければ、多少生産力が落ちていても薬の刺激によって多少免疫力が活性化し、症状が軽くなるのではないかということです。

 なお、この論法を進めると、予防接種を行っても免疫力が充分に活性化しない高齢者の方は、もちろん罹患しないことが第一条件になりますが、罹患して亡くなる場合があるのは、ある意味大往生ではないかとも思えます。

 高齢化社会になればばるほど、ガンかインフルエンザか心筋梗塞か、症状はそれぞれ別ですが、要するに体の中のどこかに不具合が生じるのであって、それが生命の限界であるということなのかなと思えます。(ちょっとうまく自分の考えを文章に表現できません



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