インフルエンザと寝汗

2012.4.4

 以前にも書いたことですが、老人ホームでインフルエンザの集団感染が発生し、体力のない高齢者の中にはそれが元で亡くなられる方がいるそうですが、この方達は予防接種を受けていなかったのかなと疑問を呈したことを覚えています。

 しかし今回自分で感染してみて、なるほど充分起こりえることなんだなと納得できました。というのも私自身昨日も書いたように気管が弱いので、風邪やインフルエンザによって肺炎症状になりやすいと判断して、ここのところ11月ぐらいに予防接種を受けているからです。

 昨年の11月に接種をしたことで、私自身にも油断があったのだと思いますが、海外旅行で慣れぬ土地を一人でふらついていたため(旅行先はバンコク、旅行記は「バンコク ぶらり一人旅」というサイトで書いています)体力を消耗。

 体の抵抗力(免疫力)が弱まっていたため感染してしまった、ということのようで、高齢者の症状と同じかなと思えるようになりました。

 経過ですが、インフルエンザによる高熱症状はほぼ収まり、昨晩は37.5℃まで熱が下がり、今日の朝に期待したのですが、朝方起きがけに測ってみると37.0℃。やはり咳と痰が収まっていないので、軽い発熱が続いているのかなと判断しました。

 しかし、今ここでブログを書きながら比較的落ち着いた状態で測ってみると36.0℃と平熱です。体温も何だか安定しない感じです

 ジスロマックですが、昨日は昼食後昼寝をしたため服薬するタイミングを失いそのままになっています。先ほど朝食を食べ終えたので、次回は、時間的には11時頃が良さそう。その時の症状を自己診断して決めようと思っています。

 一方、この5日間ぐらい、水分だけはきちんと摂らないといけないと考え、かなりの量飲んでいます。そのせいかどうか分かりませんが、就寝後寝汗をよくかきます。

 寝汗というのは、通常の汗と違って何故かネットリしていて、体の表面全体が薄い油膜に覆われたような不快な印象です。枕元にタオルを置き、気がついたときに拭うようにしているのですが、普段ほとんど感じない手足の表面にも汗が付いているのが面倒です。

 調べてみると誰でも睡眠中にコップ1杯程度の汗はかいているみたいです。ただ普通の汗は単なる水分であることが多く、病的な寝汗は水分以外に血液中の血漿成分が多く含まれるため、全体として粘度が高くなり、不快な印象を持つと言うことのようです。

 しかもこのような寝汗の場合、水やミネラルが失われますから、朝起きると喉が渇いている以外に唇がカサカサになったり、肌もガサガサすることが多いみたいです。実際私もそう感じています。

 どうすればいいかですが、私の場合は当面インフルエンザを根治することが目標になりますが、寝汗を嫌がって水分を取らないと体からはますますミネラル成分が失われることになりますから、今後も水分補給は続けなければいけないなと考えています。



高熱による白昼夢


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