インフルエンザの寝汗について

2012.4.8

 さてインフルエンザの悪寒に襲われながら、目を閉じたときに見える画像について考え、そこから同時に夢や瞑想、第三の目、さらにはチャクラといった言葉まで考慮するようになっていましたが、話がややオカルト的になってしまう傾向があり、もう少しきちんと検証してみないと迂闊にブログ等では書けないなという印象を持つようになりました。

 というわけで、原点にもどり、インフルエンザ罹患当時に考えた免疫力について、改めて少し調べていこうと思っています。

 ただその前に、もう1点、寝汗について補足しようと思います。寝汗の成分には体液のもととなる成分が結構含まれていて、通常の汗(水分が多い)とは成分が異なるため、体にべっとりとまとわりつく、不快な印象を生じると書きました。

 これはその通りだと思うのですが、その後になって、ではインフルエンザに罹患した体が高熱になった体温を下げるために、なぜわざわざ体内の栄養分を含んだような汗を体外に押し出すのか、ということに疑問を感じました。

 しかしネットでかなりしつこく検索したのですが出てないですねえ。インフルエンザ等では寝汗をよくかきます、ということは書かれていても「なぜかくのか」「それによってどのような効果があるのか」まで書かれたものは見つかりません。

 見つからないと言うことは、見つけられなかったか、そんなことを調べている人がほとんどいないのか、実は案外分かっていないのかのどれかかなと思っています。

 私は個人的にあの体液の中にウイルスと白血球が闘った後の残滓(喉で言えば痰のようなもの)が薄い濃度で含まれているのではないかと疑っていました。

 つまりインフルエンザウイルスと白血球が闘い、その残骸が体内のあちこちに散らばるわけですが、その多くは分解され尿等の排泄物、痰等で排出されるのかなと思っていますが、その一部は皮膚からも寝汗と一緒に排出されるのではないかと考えていました。

 中途半端で結論の得られない考察になってしまいましたが、そう考えると、寝汗をかくことにより体温が下がり、体内の老廃物も同時に排出される、というメリットがあることになり、不快ではあるものの、それなりに意義もあることなんだ、というふうに結論が出せるといいなあと感じていました。

 なおこの寝汗によって体内の血液濃度はどうしても上昇しがちになると思っていたので、療養中はかなり水分をこまめに補給していました。



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