体が冷えると風邪をひきやすい理由
(2012.6.11)

 暑くなったり寒くなったり、カラッと晴れたりジメっとしたりと、1年の中で一番嫌な季節がやってきたと先日か書きました。

 そんな中、金曜の夜、たいした仕事もしていないのに、翌日が土曜日だからと、つい飲み過ぎてしまい、それだけならいいのですが、夜蒸し暑く感じて窓を開けたまま寝たところ、昨晩あたりから急に喉に違和感が。

 夜中に目が覚めるとくしゃみが出て、朝起きても体調はいまいちで鼻水がとまりません。久しぶりの鼻風邪です。

 喉の痛みはそれほどでもないのですが、鼻水がとまらず、目がしょぼしょぼして眠気もあります。まあ要するに体が休むことを要求しているわけです。

 とりあえず今日は午前中が仕事だったので、昼頃帰宅。食事をして薬(総合感冒薬PLです。以前医者からもらった残りがあります)を飲んで2時間ほど昼寝。

 先ほど近所の犬の声で起こされ、鼻水を垂らしながらこのブログを書いています。眠気はだいぶなくなりましたが、相変わらずの鼻水で困ります。

 それはそれとして、窓を開けて寝ると風邪をひく、と良く言われます。これはどうしてかを調べてみました。

 すると家の中も外も風邪ウイルス自体の数はそれほど変わらないようですが、寝入りばなの気温と明け方の気温の差が大きいため、体が知らず知らずのうちに冷えることが、風邪をひきやすくなる一つの原因としてあげられています。

 ただ体が冷えるので風邪をひきやすくなると言う記述は多いものの、なぜ冷えるとひきやすくなるのかまでは書かれていません。

 そこでこれについて調べてみると、体表面の温度が下がる → 体は熱を逃がさないように(体温を維持するため)体の表面の血管を収縮させる → 体表面の血の流れが悪くなる → 白血球、リンパ球等の免疫系の移動がスムースに行われない → ウイルスが来ても対応が遅くなる → 風邪に感染 、という流れになるようなことが分かりました。

 特に私のように普段より多めの酒を飲んで寝ると、体はその毒素の分解にエネルギーを費やしますし、その上寝る間際は血管がアルコールで拡張しているのに、寝込んだ後外気で気温が下がっても、アルコールの酔いで寝入っていれば体はより激しく血管を収縮させるような気もします。

 その結果外気に接している喉や胃の粘膜上の免疫系が働きにくくなり、風邪をひきやすくなるという解釈になるのかなと思っています。 

 タカが風邪ですが、真面目に追究するとなかなか奥が深いです。



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