電子式体温計の測定時間は10分

体温計の使い方と思いこみ(2014.1.18)

 私の風邪はアルコールを控えた当初の二日間ほどで劇的に改善。しかしウイルスか細菌のせいなのか分かりませんが、咳がなかなか根絶出来ません。 しかし体調は日に日に改善しています。

 ただし時折思い出したように激しい咳が出るので、外出時はマスクが手放せません。

 今回の風邪で改めて体温計の使い方を調べ直して、その通りに実行してみました。ポイントですが

1.測定部分の先端を脇の下の中央にくっつける

2.そのまま反対側の表示部を少し持ち上げる。全体としては斜め下方の向きです(水平や上向きではないと言うことです)

3.3分ぐらい経つとアラームが鳴りますが、気にしないで測定を続ける

4.10分ぐらいで実測値とほぼ同じ値になる

 要は10分間というちょっと長い時間、動かずにしっかり測るというのがポイントのようです。

 ちなみに10分間しっかり測ると測定値は当然少し増えるような気がします。(体温計が脇の下の体温で充分温められるまでの時間が10分間だからです)

 と言うことは3分ぐらいでピピっと鳴って、すぐにそれを取り出してしまうと、実際の体温より低く表示されている可能性があると言うことです。

 自分は低体温だと思っている人は、体調の良いときに一度しっかりと10分間測定した平熱を知っておいた方が良いかもしれません。

 ちなみにそうやって測った実測値によれは、日本人の平均体温は36.9℃ぐらいだそうで、かなり高いのでびっくり。

 ただしこれは10〜50歳の平均体温で、幼児や子供は37℃台、60〜90歳は36.7℃ぐらいだそうです。

 というわけで、真面目に測定したら37.0℃であっても、これは平熱に分類されるとのことです。

 ちなみに上記は実測値ですが、自分の平熱または子供さんの平熱は何度ですかという質問に対する答の平均は自分が36.14℃で子供は36.4℃ということですから、大多数の人は自分の体温を低めに見積もっている事が分かります。

 低体温とか冷えというようなことで悩んでいる方は、体温の測り方からきちんと調べ直した方が良さそうです。



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