H1N1が新型インフルエンザ

年初の風邪はインフルエンザだったかも(2014.1.28)

 今朝テレビを見ていて気がついたのですが、インフルエンザがだいぶ流行しているようです。しかも流行しているのが従来型の香港型やB型ではなく、いわゆる新型インフルエンザとして平成21年度に流行したH1N1型だと言うことを聞いて、もしかしたらと思いました。

 それは何かと言うと、年度当初にひいたと思っていた私自身の風邪症状。当初喉の痛みと鼻水があったので、これは「年度末に出かけたバンコクで風邪をひいたか」と思い、すぐに風邪薬を飲んで、睡眠時間を増やしました。

 すると数日後に喉と鼻水の症状は軽くなりましたが、変わって表れたのが咳と微熱。いつもの治りかけの症状だと判断し、「まあしばらくすれば治るだろう」と考えていたのですが、妙に咳がしつこい。

 熱を測ると時に37.8度というような数字にもなり、軽い関節の痛みも感じていました。しかしこれも体が回復して、ウイルスとの闘いが激しくなったのだろうと解釈。

 しばらく様子を見ていましたが、1週間経っても咳が収まらず、痰も絡んでなんだか喘息症状まで表れてきました。

 そこで血圧の薬をもらうついでにいつもの診療所で、咳止めを処方してもらい、ようやく咳と息苦しさから少し解放されました。しかし当初5日分をもらったのですが、5日では治りきらずに、結局もう1回5日分を処方。

 最近になってようやく咳は収まり、風邪が抜けたかなと感じていましたが、この間3週間ぐらい咳に悩まされ、こ「こりゃもしかしたら肺炎を併発したか」と不安になったこともあります。

 そんな中での今日のテレビのニュースです。今年流行しているのは、新型インフルエンザでH1N1型だと言います。

 そこで「国立感染症研究所」のページで、このインフルエンザの症状の特徴を調べてみると

「多くの症例が軽症、すなわち季節性のインフルエンザに類似の、発熱、呼吸器症状、筋肉痛等・・・」と書いてあり、文面を読むと私の症状とよく似ています。

 つまり私の場合、風邪ではなく新型インフルエンザだったため、症状は軽かったものの治るのが遅かったという事ではないかと思うようになりました。

 そう思うもう一つの根拠ですが、これだけ咳をしているのに、息子にはまったくうつる様子がありません。もちろんマスクや調理時の手洗い等気をつけていましたが、ウイルスが飛び散っていることは間違いありません。

 一方息子は数年前に新型インフルエンザに罹ったことを覚えています。つまり抗体が出来ているので、私が咳をしていても、ほとんど症状が出ないということになりそうです。
 
 そう考えると、「風邪をこじらせた」と私は思っていたのですが、実は予防接種をしていましたので「軽いインフルエンザの治りが長びいた」と考えるのが妥当のように思えてきました。
 
 だとすると私はタミフルやリレンザを使わずにインフルエンザを自前の免疫力で治したということになりそうで、症状が長びいたものの重症化しなかったので、まだまだ免疫力があると考えて良さそうだとも思えてきました。



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