新型インフルエンザ患者が埼玉で激増(2014.2.1)
私が住んでいる埼玉県には「インフルエンザ流行警報」が出ました。1月20日から26日までの1週間の平均患者数が、前週の11.63人から33.23人と、一気に3倍になっています。
グラフを掲載しているページもありますが、今年はいつもより流行がちょっと遅れているものの、増え方は例年通りの激しい上昇です。
「なるほどな」と思ったのは、今季主流になりつつあるのが新型インフルエンザと呼ばれているもので、「タミフル」が効きにくいものも見つかっているとのことです。
ヤフーに掲載されていた朝日新聞のニュースによれば、効きにくいと「小児で重症肺炎多発の可能性がある」と小児科学会が指摘しているそうです。
つまり私が年初にひいて風邪かもしれないとな思いつつ、初期症状終了後約2週間に渡って咳症状が続いたわけで、やはりあれは症状の弱い新型インフルエンザではなかったのかと思うようになりました。
それにしてもあの咳はしつこかったです。しかも今もそうですが、咳の症状が治まってきたなあと思った頃、ちょうど花粉が飛び出したようで、インフルエンザによる咳なのか、花粉による咳なのか判然としない部分があります。
それはそれとして、私のように小さいときから喘息で気管支が弱い人間が、あれだけ咳が続くわけですから、今まさに成長期にある子供さんで、呼吸器系が弱いと確かに辛い症状になるかもしれないなと思います。
では子供の場合どうするのか?記事にはタミフル、リレンザ、イナビル等を推奨していると書かれていますが、呼吸器系が弱い子供さんを除けば、基本的に自分の免疫で治した方がよいように思えます。
親としては、子供が38度または39度近い熱を出せば心配になって、タミフルを飲ませ、場合によっては解熱剤も考えると思いますが、小さいときからそんな治療をして免疫系は大丈夫なのかとちょっと心配です。
一方記事にも書かれていましたが、私のような喘息持ちの子供さんは、やはり肺炎に発展する可能性に注意した方が良さそうです。
その意味では、呼吸器系が弱い子供さんの場合は、日頃から人混みを避けて、マスク手洗いを習慣づけるのが一番かもしれません。
一方感染して治った後、「熱が下がったからすぐに学校へ行け」というのは良くないようです。さらに感染を広げる原因にもなります。2日ほど様子を見るのが良いとされています。