体調の周期とバイオリズム

 ここのところず〜っと天気が良く、湿度も低くさわやかな毎日が続いていたので、気持ちも明るく体調も良かったですが、今週に入ってなんとなく体調が落ちてきたなと感じることが多くなり、今日は昨日から急に寒くなったこともあり、鼻風邪気味です

 不思議なことに50代ぐらいから、なんとなく周期的な体調変化を感じるようになりました。どうも天候のせいだけでもなさそうだなと思います。

 そこで時々自分のバイオリズムを調べたりしています。バイオリズムというのは、人間が生まれてからの体調の変化は、周期性があるという考えに基づいたものです。

 「感情」「知性」「身体」に28日、33日、23日という周期がそれぞれあり、これによって体調の変化を視覚的に読み取ることが出来るというものです。

 なんとなく体調の変化にあてはまるような気もするし、そんな簡単なものなのかという疑いを持つ人もいると思います。

 実際いろいろなシミューレーションがネット上で無料で行われています。試しに今日の私自身のバイオリズムを調べてみると、7日と9日が要注意日で、今日はその間の日になっています。

 そして調子の良かった先週は、要注意日が1日もありません。「う〜ん、今回の場合は確かにあたっているかも」と思ってしまいます。となると今週いっぱいはどうも体調はいまいちみたいです。

 しかしなぜ「感情」「知性」「身体」の三つの要素があって、それぞれ日数が決まっているのか、その日数算出の根拠は何なのかが書かれているページは見あたりません。

 結局昨日は1日中だるさを感じ、ほぼ毎日行っている朝のウォーキングも中止。なんとなくだるいなあと感じながら1日を終えました。

 しかし要注意日である今日は体調復活。そうなるとやはりバイオリズムは関係ないのかとも思ってしまいます。原因は単なる巣なる睡眠不足でだったような気もします。ただ体調が悪いときは眠りも浅いような気がします。

 バイオリズムの計算起点である生まれた日の根拠というのは、赤ちゃんが生まれて自発呼吸がが始まる日を基本にしようという考え方ですね。呼吸が始まれば人間として生体活動が始まるわけですから。

 ただ生まれた日も、本当に生まれた日なのか、公共機関に届け出た日なのか、この辺は結構怪しい気もします。特に私のような中高年者は、生まれた日と届け出た日は一致しないこともあるのではないでしょうか。

 また体力、感情、知性といった三つの項目の根拠は何かとか、それぞれの周期の日数の根拠は何かという議論になると、どうもはっきりしません。

 ましてやこれこれは例えば28日の周期があるといわれても、それぞれの人の生きている環境や体調によって、数日の誤差が生じるのは当たり前だと思います。

 さらにさらに要注意日が一ヶ月の中に何日ぐらいあるかを見てみると、だいたい3分の1は要注意日になるようで、これなら自分の体調が悪いなと感じたときは、その前後に必ず要注意日が来る確率はさらに高くなります。

 というわけで簡単ですが、どうもバイオリズムというのは一種のお遊び程度のものと考えて良さそうです。

 ただし体調不良、周期というような語句で検索すると女性の生理周期の話しがわんさか出てきます。この生理の周期と潮の満ち引きの日数や月の公転周期とは関係があるという話も聞いています。

 つまり何を言いたいかというと、バイオリズムで要注意日を気にしてもしょうがないとは思いますが、人間の体調には人それぞれなんらかの周期があるのかな、ということです。

 そしてその周期は、女性ではなく男性であっても、もしかするとバイオリズムが設定している23〜33日の間にあるような気もするわけです。



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