規則正しい生活とはどのような生活か

規則正しい生活とは(2012.4.27)

 規則正しい生活についてですが、これは幼児期の生活習慣に依存する部分が大きいのではないかと思います。親の生活時間が乱れていると、子供も生活のリズムが作りにくいのかなと思えます。

 また親が子供の生活習慣に無頓着だったりすると、成人してからも生活習慣を形成しにくいのではと思います。

 私は高校の教員でしたので、生活規律が乱れている生徒をずいぶん見てきましたが、例えば保護者が共稼ぎで本人を起こすことなく仕事に出かけざるを得ない、というような家が多くあり、結局そういったことが積み重なり、経済格差が学力格差を生んでいるなと感じていました。

 しかし今考えているのは、我々成人の規則正しい生活ですから、過去を振り返ってもしょうがありません。ただ規則正しい生活がおくれないと悩んでいる人は多いみたいなので、そもそも規則正しい生活とは何かから考えてみたいと思います。

 規則正しい生活、と書いたとき最初に意識するのは起床時間や就寝時間ではないでしょうか。つまり睡眠のサイクルが乱れているという悩みです。次が食事の時間や内容かなと思います。

 というわけで、先ず私の現在の生活サイクルを紹介します。今は平穏な日々を過ごしていますが、夜は10時半に就寝。朝は6時から6時半の間ぐらいに起床。時には仕事のない日もありますが、息子が高校に通っている関係で、だいたいこの時間に起きています。

 この生活サイクルが定着しているため、土日でも基本的には6時半ぐらいに目が覚めてしまいます。これは不思議なことに前日12時過ぎに寝ても、朝は6時半に目が覚めます。目覚ましは基本的に使っていません

 起きると朝食準備で、朝食は7時前後。昼食は12時前後。夕食は6時前途と、かなり模範的な規則正しい生活を送っていると思っています。

 ちなみに仕事をしている人の一般的な生活パターンはどんな感じかというと、時計メーカーの「CITIZEN」さんがサラリーマンの意識調査を行った結果がネットに公開されています。

 それによると起床は7時6分、朝食は7時39分、昼食12時14分、夕食19時37分、入浴20時51分、就寝23時45分だそうです。

 ついでに書くと出勤は8時16分、帰宅は19時25分。ということは会社や通勤で家にいない時間は約11時間ですね。

 私がフルタイムではたらいていたときは、出勤は7時半、帰宅は18時半ぐらいでしたから、1時間ほどずれていますが、基本的な労働時間は同じぐらいです。ただし出勤に要する通勤時間は30分ぐらいでしたから、私の方が職場(学校)にいる時間は長かったかもしれません。 

 いずれにしても、ある一定の時間に寝たり起きたり食事をしたり、という習慣があれば、それが規則正しい生活であるといえそうです。



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