磁場と健康に関係はあるのか?

地球の磁場と健康(2012.9.5)

 我々の体を取り巻いている環境が、我々の健康に大きな影響を与えているように感じることを書きました。昨日はその具体的項目をまとめたわけですが、その後新たに気がついた項目が二つありましたので付け加えておきます。

 一つは地磁気(磁力)の影響。我々は誰でも地球上にいる限り、地球の磁場圏内にいます。もしかするとこの磁場の微妙な違いを感じる人は、方向感覚が鋭いのかなと思っています。

 これは渡り鳥が、はるばると大陸をまたいで飛んでいったり、ミツバチが蜜のあり方を教えるためにダンスをしたり、サケが生まれた川を見つけたり(磁場だけではなく、川の水の成分も感知しているかもしれませんが)と言うことから想像できます。であるなら人間もこういった方向感覚を持っていてもおかしくないはずです。

 ただし人間の方向感覚については、自分の周りの景色を方向の情報と一緒に記憶している人も方向感覚が鋭くなると思われますので、磁場の影響だけとは言い切れません。

 私自身は方向感覚は割と良い方だと思っていましたが、最近ちょっと怪しく感じられるようになってきました。もしかすると方向感覚にも老化現象があるのかもしれません。(老人の徘徊はどうなんでしょうか?)

 またパソコンを長時間いじっているため、パソコンからの電磁波が脳内の磁場を感知する細胞のはたらきを弱めているのかなとも思えます。

 だとすると、ひと頃問題になった携帯電話の電波も致命的ではないにせよ、方向感覚を狂わせる原因になっているかもしれません。さらに言うとエレクトロニクスの発達で、空間に様々な振動数の電磁波が飛び交っていますから、これの影響もあるように思えます。

 一方「北枕」という言葉もありますが、北だろうが南だろうが、ともかく枕の方向を変えたら眠れるようになったとか、悪夢を見るようになったとかの記述もネットで上ではたくさん見ることが出来ます。

 私自身は、家では北枕で寝たことはあまりありません。何故かというと、迷信?を信じているわけではなく、基本的に家というのは南側に窓があって、北側に部屋への入り口があるために、どうしても南の方が確率的に枕を起きやすく感じるからです。(頭の上にドアがあるというのは、潜在的な不安を感じます)

 というわけで、これまで東枕、東南枕、南枕、西南枕、西枕というのを経験していますが、それによる睡眠状態の違いはないように思えます。またもしかするとホテルとかの宿泊では北枕になっている場合があったかもしれません。

 ちなみに方位磁石を使うとN極は当たり前ですが北を指します。と言うことは地球の北極はS極だと言うことです。つまり地球の磁力線は南極(N極)から出て、北極に到達します。

 ただし磁力線というのはN極から出てS極に向かうと決めただけで、実際に磁力がNからSに向かっているわけではありません。要するに南北方向に磁場が存在する、というだけです。



体内時計と月の公転


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