潮の干満と体調不良の周期

生物の進化から周期性を考えると(2012.11.10)

 体調不良の周期性を感じる人は、当たり前ですがやはり女性が多いみたいですね。これは女性の体自体が排卵という大きな使命を持っているので、ある程度はしょうがないんだろうなと推察できます。

 ネットで見てみると、この周期はもちろん個人的にも差があるようで、25〜35日ぐらいであるように思います。我が家の連れも、30日前後だったと思います。

 しかし男の場合は・・・と考えると、精子を作ることに周期性はほとんどなさそうなので、本当に周期があるのかということには疑問を持っている人は多いと思います。

 ではそもそもなんで女性の周期が30日前後なのかというと、月の満ち欠けや海の潮の干満に関係しているからという人が多いです。

 つまり月が一ヶ月弱で地球の周りを公転しているため、それによって潮の満ち引きが起き、特に新月や満月の時期に大潮となり、もっとも海の表面の水位が大きく変動すると言うことです。

 これによって何が変わるのかというと、ここからは私の想像も交えた進化論の話になりますが、例えば波打ち際に生息している生物が、潮の干満によって、自らの体が海の中に出たり入ったりすることを繰り返すことによって、徐々に海中の生物が陸地に進出したと考えます。

 そうすると生存競争は、誰よりも過酷な状況に耐え得た方が、その後により大きな発展を遂げますから、一度陸地の環境に適応した生物は、より陸地の奧に進もうとします。

 そのときに潮が大きく変動すれば、その波?に乗って陸地の奧に運ばれる事が出来ます。これは何も生命本体だけでなく、精子や卵といった生殖細胞でも構いません。

 要するに波打ち際で産卵。それが大潮の大きな波に乗って陸地の奥深くに運ばれる。それによって徐々に陸地への進出を果たす、というイメージです。

 これに生存競争が加われば、生物は潮の動きを感知し、満月の灯りのもと、または新月の真っ暗な状態でより陸地の奥深く運ばれる状態を待つことになり、これが体調の周期を決定したと考えてもおかしくないと思います。

 もしこの考え方が正しければ、生物が海から陸地に進出したときこういった特性を獲得したと考えられますから、その痕跡が男性に残っていてもおかしくないと思います。

 さらに、これを書いていて気がついたのですが、そうなると植物にもこういった約一ヶ月程度の成長周期があるのかなと思えてきました。これについては、当然まだ調べたことはありません。

 いずれにしても波打ち際の生命の進化を考えれば、男も女も約一ヶ月の体調の周期があるということに、なんとなく根拠があるような気がします。



エネルギー消費量


健康な生活を送るために


表紙に戻る