体温は体内の化学反応で作られます

体温を発生するのはミトコンドリア?(2012.12.9)

 今日の朝はかなり冷え込みました。いつもなら6時過ぎに起きるのですが、日曜日なのを良いことにして6時半に目は醒めたものの7時までベッドの中でグズグズしていました。

 起きて最初に感じたのは当たり前ですが「寒い!」。急いで着替えを持ってリビングに行き、ファンヒーター点火。表示は5℃でした。節電と節約をかねてタイマー運転とかはしないので、朝の寒さは格別です。

 少しでも保温効果を高くするために、雨戸を閉め、ジャロジーにはプチプチを貼りました。しかし廊下側からの冷気がドアを通して入ってくるので、これをなんとかしないといけないなあと感じています。

 というわけで急いで洗面を済まし、着替えてファンヒーターの温度を見ると、まだ8℃。なかなか温度が上がりません。

 それはそれとして、寒いときは手足の先端が冷えます。冷え性の人は尚更だと思います。冷え性解消についてもいずれは考えないといけないなと思っていますが、その前に冷える冷えないの、もっとおおもとの部分、「体温」についてちょっと調べてみました。

 先日インフルエンザの予防接種を受けたとき、病院で測定した私の体温は36.2℃でした。まあまあの値だと思いますが、それでも年々寒さを強く感じます。

 一方慣れもあるのかもしれませんが、人によっては真冬でもシャツ1枚で健康的に過ごすことが出来るようです。この人達は日頃からの鍛え方もあるのだとは思いますが、そもそも発熱量が違うのかなとも思えます。

 というわけで、先ず体温という熱エネルギーはどこで発生しているのか調べてみました。結果はごく普通の様々な運動を行っている筋肉で全体の6割ぐらい、その他の筋肉で1割ぐらい、そして肝臓が2割強だそうです。

 ではなぜこういった部位で熱エネルギーが発生するのか?そもそもこの熱エネルギーとは何か、ということですが、答は簡単。我々が日常的に取りこんでいる酸素の化学反応から出るエネルギーだと言うことです。

 そもそも酸素は燃える物があれば爆発的に化学反応を起こし、それを我々は日常生活の中で炎として扱い、熱エネルギーにしているわけです。

 体の中でも基本的にはこの化学反応が起きているわけですが、体が燃えるわけにはいかないので、そこに酵素等が働き、穏やかに燃焼(酸化)させて、様々な物質を作るついでに熱エネルギーを発生させているわけです。

 つまり簡単にいえば、体内で活発に化学反応を行っている場所で熱が発生すると言うことです。従って人間は常に動いていますから、筋肉で熱が発生し、また肝臓は貯蔵や解毒作用で、常に化学工場としてフル回転していますから、ここでも熱が発生しやすい、と言うことになります。

 走ったり激しい運動をしたりすると暑くなりますが、これも運動のためのエネルギーを作り出すため、筋肉の中で活発に化学反応が進んだため、同時にたくさんの熱エネルギーが出てきたと言うことです。

 ちなみにこの活動エネルギーを産み出している代表的な器官は、細胞内にたくさんあるミトコンドリアの影響が大きいと思います。

 いろいろ私も調べてみたのですが、このミトコンドリアは、生物の教科書では草履のような恰好をして、単独で存在しているように見えますが、実は一つの細胞内に何百、何千とあってそれが相互に連携して化学反応を行っています。

 しかもこのミトコンドリアの数は、状況によって変化するみたいですから、運動不足になっていると徐々にミトコンドリアが減り、さらに代謝活動や発熱活動が衰え、冷えが強くなると言うことのようです。



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