目的を見失った高齢者の増加?

暴力的な高齢者が増加?(2015.7.23)

 気温は下がったものの蒸し暑い1日でした。健康のために家庭菜園をやっているのですが、これまではあまりの暑さに除草がまったくできませんでした。今日は若干気温が低下したので、チャンスと見て、とりあえず1時間半ほど除草。

 しかし気温は低いものの湿度が高く、朝方雨が降っていたこともあり、湿気を含んだ土の上で除草をしていると、汗が噴き出てきます。

 ところが湿度が高い上に風も吹いていないのでその汗が蒸発せず、結局中途半端な状態でギブアップ。50mほど歩いて家に戻ってきましたが、下着は汗でびっしょり。

 「こりゃたまらん」と思ってシャワーを浴びたものの、身体がほてってやはり汗が蒸発しない。「これでは健康を害するな」と判断して、今はエアコンを利用しています。

 というわけで、一応快適な環境となり、ネットでも見るかと思ってパソコンを立ち上げたら、「増加する暴走老人の実態」なんていうセンセーショナルな見出しが目につきびっくり。

 体は元気なのにやることがない。現役時代バリバリ働いていた人は、自分の居場所が見つからずストレスがたまって、暴力的な犯罪行為に走ることがある、というような内容の記事です.

 しかし、驚いたのは、今や未成年の犯罪件数より高齢者の犯罪件数の方が多くなっているという実態。

 実は我が家の近所にも、ちょっと周辺住民の方が眉をひそめて見つめるような老人グループがいます。

 ひところコンビニの前で高校生たちが集まって、深夜まで集団でワイワイやっていて問題になったことがありますが、それが最近はなくなり、代わりにこういった老人の姿が目につくようになりました。

 最初はコンビニ前、次が公園、さらにスーパーの駐車場、そして道の傍らといった場所で、朝っぱら数人で酒を飲んで話をしています。

 行く先々で注意を受けるのか、あちこち場所を変えているようですが、朝からの飲むという行為自体は一向に変化しないようです。

 今のところ暴力行為に走るわけではなく、周囲への威嚇等もないので、皆さん目をつぶっているようですが、小中学校の登下校時等、気になることは確かです。

 私自身もウォーキング中に何回か遭遇し、ほかにすることがないのかなと思いつつ通り過ぎましたが、相手は数名の酔っ払い、こちらは一人ですから、何かあったら困るなと結構緊張します。

 年金暮らしで辛い生活を強いられながら、さりとて仕事をするわけでもないこういった人たちが今後どんどん増えそうです。

 何かやることや目的があればいいのだと思いますが、朝から缶ビールという状態は、場所が一般の住宅地ですから、やはり異様な光景です。 

 酔っぱらった勢いで暴力行為なんてことが起きなければいいがと、ネットの記事を読んで、ちょっと不安になりました。 



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