台風接近時に息苦しさと動悸

2019.9.16

 台風15号は千葉県に大きな被害をもたらしました。特に屋根が飛ばされた、停電、という二つの要素が大きそう。先日のテレビでは、病院に電気が来ないので透析ができないという報道もあり、患者さんも医療側も、両者ともに大変な苦労だろうなと思っています。

 我が家の実家でも母親が在宅酸素療法を使っていますので、停電になれば機械が停止。当然酸素も供給できなくなるので、他人ごとではありません。

 さて私の体調ですが、先日の台風接近時直前の9/6ごろから、普段とは異なる異常を感じびっくり。主な症状は呼吸困難と書くと大げさですが、なんか息苦しい。

 動悸も感じましたが、息苦しさから緊張を覚え、それが動悸につながっているとも考えられ、原因は不明。もしかして血圧が急上昇?と思って測定してみると、高いときで137/87ぐらい。

 低いときは124/84ぐらいで若干高いかなと思える程度。ただ自覚症状として、単に座っていても何となく息苦しさを感じ、「こりゃちょっとまずいかも」と思い、とりあえず診療所に診察を予約

 ただこの診療所は土日と祝日が休みなので、予約は最短10日の火曜日となり、まあそれでもしょうがない、いざとなれば休日の救急診療だと思って、7日土曜日の午前中は自宅で静かに過ごしていました。
 
 すると午後になって少しずつ症状が軽減。「なんだ?いったい何が起きているんだ?」と逆に心配になりました、そして台風通過。深夜に雨風の音で何回か起きましたが、とりあえず体調は回復
 
 8日の朝の血圧は115/75程度で、息切れ症状もまったくなし。9日も同様で10日に診療所へ。医師にこの間の経過を話すと、最初に出た言葉が喘息

 私は幼少年期に激しい気管支喘息を体験していますが、高校に入学するころから改善。就職後は時折発作が出るだけで、50代以降は全く問題なし。

 というわけで、医師には既往症としての喘息は、初診のときに調査用紙に書きましたが、それ以来医師に直接喘息持ちだということは伝えていませんでした。

 さらに次の言葉が台風接近時の急激な気圧低下による可能性ということで、これを聞いて、「なるほどその可能性があったな」と納得。

 今回の台風は大きな勢力でしたから気圧低下の傾きも大きかったはず。特に接近してくるときの気圧減少の傾きが大きいと考えると、7日の午前中はその影響がもろに出たのかもしれません。

 というわけで、その後息切れ状況は感じなくなりましたので、どうやら台風接近が原因というのが一番正しそう。人によっては頭痛を起こす人もいるみたい。

 台風接近時は、家の内外の補強だけでなく、自分自身の健康にも注意をする必要がありそうです。





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