運動、食事、ストレス解消が
健康寿命を左右

健康寿命を左右する因子(2012.11.23)

 自分の体力がほぼ標準ぐらいだということが分かったので、あらためて老化とか健康寿命というものについて考えるようになりました。

 そこで先ず日頃感じている老化とは、具体的にどのような臓器にどんな現象が起きることによって生じているのかを調べてみました。

 先ず全体ですが、白髪の増加、皮膚の張りが減少し、しみが増える。さらに視覚、聴覚、嗅覚、味覚等の感覚の鈍化。反射機能の低下、さらに筋力の低下や平衡感覚の鈍化。調べていると悲しくなってきますが思い当たることも多く、先ずこの現実を受け入れないといけないなと感じます。

 次に部分ですが、脳細胞は減るものの60前後なら知的能力はまだ大丈夫。ただし肺活量や呼吸機能は衰えます。私の肺活量はピーク時より500mLほど減ったように思います。

 筋肉は細くなり、筋力も低下。さらに基礎代謝も低下。ということは食事量も減ると言うことですね。たしかに40代の頃に較べると酒量も減り、食事量も減りました。

 心臓というか血管系で動脈硬化が進み、血圧が上昇。口内では歯槽膿漏。胃は粘膜が弱くなり、肝臓の解毒能力も低下。つまり食べ物の消化力が弱くなり、食あたりもしやすいということでしょうか。

 腎臓の能力が落ち、膀胱の容積が減少。夜間の排尿回数が増加。私の場合はすでに10年以上、夜中に1回だけトイレに行くような習慣がついてしまっています。飲み過ぎたときなどは2回行くこともあり、特に冬場は面倒且つ突然の血圧上昇が不安です。

 なお基本的な人格は変化しないみたいですが、知力や判断力の低下にともなって、抑制力が弱まり、その結果環境の変化に対する柔軟性がなくなり、頑固かつ自己中心的になるそうです。

 つまり、もうこれしかない。余計な選択肢は一切認めない。さらにそれを自分だけでなく他人にも強制すると言うことで、思わず辞任したどこかの知事さんを思い浮かべてしまいました。

 ただこれも人に寄るようで、思慮深く、ゆとりある性格になるひともいるということで、いわゆる好々爺と言われている、誰に対しても微笑みかける害のない、微笑ましい高齢者ですね。

 というわけで、ではこういった老化現象に対して日頃から何が出来るかという事が問題です。もちろん持病があれば、先ずそれをコントロールすることが最優先ですね。私の場合は高血圧が該当します。

 それ以外の具体的対策ですが、まあこれまでこのブログで書いてきた事と同様です。ただ継続性が大事だと思います。

@ 適度な運動
 具体的にはウォーキング、ハイキング、ジョギング、サイクリング、水泳、体操等だそうです。激しい運動は適さないみたいです。また運動時の水分補給にも注意をするひつようがあるそうです。

A 食事
 いわゆる体によいと言われる和食をよく噛ん食べるのが良いとされています。また朝食は絶対必要。早食い、大食いを避けて腹8分目。これは難しいです。

B 免疫力
 要するにメンタルパワーですね。いつもニコニコ。ストレスをためないということです。さらに当然ながら睡眠も重要です。



生きる目的と存在意義


健康寿命を伸ばす


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