健康寿命を平均寿命に近づける方法(2013.4.30)
今日の毎日新聞朝刊に「鎌田貢」さんが「健康寿命を伸ばす「住民力」」という記事を書かれています。読んでいて「なるほどな」と思えることが多いので、感想も含めて紹介したいと思います。
内容は都道府県別の平均寿命についてですが、現在長寿で有名な長野県は、実は1960年代は脳卒中の死亡率が全国1位だったそうです。
そこでその状況を改善するために
@ 塩分を減らす
A 野菜をたくさん食べる
B キノコ、海草、コンニャクを食べる
C 魚、エゴマ、クルミを食べ、オメガ3系と呼ばれる油をとる
D 運動をする
ということを提言し、各地で講演会を行ったそうです。実際には講演会の話は分かってもらえたものの、それがなかなか行動に結びつかないという経緯があったようですが、数年を経て徐々に生活様式が変わり、現在は長野県の野菜の摂取量は全国1位だそうです。
その結果、動脈硬化が起きにくくなり、ガンの原因となるフリーラジカルの働きを抑制するそうです。(効能のよく分からない健康食品より、野菜の摂取の方が良いということだと思います)
また軽い運動が免疫に関係するNK細胞を活性化することも分かっているようで、要するに上記5項目が血管を丈夫にして免疫力を高める作用があったということです。その結果現在長野県がはガンの死亡率も全国トップレベルで低いそうです。
さらに、最近私も気にしている健康寿命が男女ともに全国1位だそうです。データですが男性の健康寿命は79.46歳で平均寿命が80.88歳。jこせいは84.04歳と87.18歳。
注目すべきは男性の値で、いわゆる不健康で他人の世話にならなければいけない期間がほとんどない、ということです。これはある意味人生のもっとも良い終わり方ですね。
@の塩分を減らすという事については、「摂りすぎの」という語句が入るような気もしますが、それ以外については、普段からちょっと意識すれば誰でもが気軽に出来そうなことです。
というわけで、今日もこれから家庭菜園で除草です。今日の夕食は勝手に自生しているアスパラのサラダと、春キャベツの炒め物の予定です。