ストレス、食事、運動、睡眠、そして目的

健康寿命を伸ばし、目的意識のある生活を目指して(2013.6.27)

 このブログの最初の頃のテーマは、幼い頃から治療を受けていた喘息と、中学時代から悪化したアトピー性皮膚炎、そして仕事のストレス等によって徐々に上昇した高血圧、さらに妻の思ってもみない病気による仕事、看護、家事の三重生活から自律神経失調症症状を呈した様子等を書いていたのですが、早期退職後は体調がかなり改善し、最近はもっぱら60歳を迎えて、如何に健康寿命を伸ばすかと言うのが主要なテーマになりつつあります。

 ブログを書いている過程や、妻の闘病記、さらには妻の病気に関して何が出来たのかということを別のサイトでまとめていますが、その中で分かってきたことは、健康を維持する、または健康寿命を伸ばすには、四つの条件をクリヤすることだなと強く思うようになっています。

 その条件とはこれまで何回も書いていますが

@ ストレス解消

 この場合のストレスは、向上心をかき立てるような良いストレスではなく、無理矢理何かをしなければならないとか、やりたいのに何もしてはいけない、という自らの感情に逆らうような抑圧的な状況が、一過性ではなく継続的に続くことです。

A 食生活

 人間は基本的に雑食性の生物だと思います。その意味では特定の食べ物に片寄ることなく、野菜・果物、魚介類、肉類を適量食べることが大事だなと感じています。

B 適度な運動

 フルタイムの仕事をやめて、いわゆるストレスから解放され体調は格段によくなりましたが、毎日の通勤や1日の仕事は結構良い運動になっていたんだなということも実感しました。家で生活していると、どうしても運動不足になるなと感じています。

 そんな中最近強く感じているのは、ウォーキングも30分と1時間では明らかに効果が違う、ということです。もちろん1時間の方が疲労感があるのですが、その分気持ちもすっきりし、睡眠も深くなると感じています。

C 睡眠

 ストレスがひどくなると眠りも浅くなります。食べ過ぎたり、ひもじかったり、飲み過ぎたり、水分が不足していても駄目です。また上に書いたように運動不足でも熟睡感が得られません。

 さらに言うと、毎日一定の時間に寝て、一定の時間に起きるリズミカルな生活をすることによって、寝起きの気分も大きく変わります。

 というわけで、これらの4項目について、さらに細分化し細かく書いていけば健康に関する書籍が一冊出来上がるわけで、すべての健康法はなんらかの形で、この4項目に関係しているなあと感じています。

 なお、さらにあえて一つ付け加えるとすると、この四項目の実践で健康寿命は伸びるものの、それが生きる喜びに繋がるかというとそうでもないような気もします。

 つまり5項目目として、何かをやりたい、と言う目的意識があることが、健康な体の上に精神的な充足感を与える条件ではないかと思っています。その意味では、もっともっと遊びたい、と言う遊び心が大事だと感じています。



適度なウォーキング


健康寿命を伸ばす


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