特定検診 受診結果の通知を見て

特定健康診断の結果(2011.10.5)

 先日、市から通知があった特定検診を受診し、その結果を昨日もらってきました。近所の行きつけの診療所での検診ですので胃のX線とか心電図はやっていません。しかしまあそれでも全体の傾向は分かります。

 結果はエクセルに一覧表でまとめて経年変化がわかるようにしていますが、一番古い記録は1978年。このときは身長や体重といった基本的検査しかしていません。

 でその記録ですが、身長が173.5cmで、この記録はその後10年間変化無しです。ところが10数年後から身長が上がったり下がったりしています。理由は測定方法や測定時間(午後は低くなるので)の影響かと思いますが、最低が171.8cmで最高が173.5cmの間を行ったりきたりしています。

 そんな中で今年の記録は172.3cm。まだ背が縮んだという実感はありませんが、実は先日80歳の母親の身長が最盛期より10cm近く低くなっていたので、ちょっと自分なりに意識していました。

 母親の身長が低くなった理由は、加齢によって猫背になったことが大きいと思いますが、それ以外に軟骨のつぶれもあるのかなと思っています。

 次に凄いなと思ったのは体重です。私はもともと喘息もちでガリガリにやせていて、ヒョロヒョロしていましたが、当時の体重がなんと51kg。とても信じられません。

 この体重も上記の身長と同じく約10年間変化無しです。そしてその後変化は数年で表れます。2年間でいきなり10kgほど増えています。このときから身長も一定していません。

 視力の変化を見ても、私は中学時代から眼鏡をかけていますが、就職後ず〜っと同じ眼鏡で、矯正視力は10年ほど1.0を保っていました。

 劇的な変化が現れた変化の年は上記と同じ1990年で、年齢は37歳ですが、視力はいきなり0.4に低下。眼鏡を作り変える必要に迫られました。

 この年から血液検査も受けていますが、いきなり肝臓の数値がレッドゾーンです。γGTPが98、中性脂肪が198(普通は130以下)となり、体の内部がぼろぼろ状態になっていました。原因は分かっていますが、明日書きます。


数値の悪化はストレスの増加が原因(2011.10.6)

 数値が激変した理由ですが、先ず肝臓の数値から明らかなことは酒の飲みすぎです。、この頃は仕事から帰ってくるとビール大瓶を2本、そのあとウイスキーや焼酎の水割りを数杯というか寝るまでという生活が続いていました。

 アルコールの勢いを借りてバタンと倒れこむように眠り、翌朝は爽快?な気分で出勤というのを繰り返していました。若かったので、肝臓等の臓器も元気だったのだと思います。翌日に酒が残るという経験もあまりありませんでした。

 しかし何故にこんなに酒を飲むようになったのか。この頃は車の通勤でしたから、仕事帰りに同僚と一杯、という付き合いはほとんどしていません。つまりほとんどが自宅での飲酒です。

 自宅と言っても結婚はしていませんでしたし、実家の近くにアパートを借りていましたので一人暮らしです。仕事帰りにスーパーにより、酒のつまみと出来合いの惣菜を買って帰るという生活です。

 一人暮らしと言うのはよほど自分に自制心がないと、生活そのものが怠惰に流れます。まさにその典型的な例だと思っていますが、そうなる原因がもちろんあります。

 それは誰もが気が付くように仕事上の問題です。私は仕事が教員でしたが、たまたま係分担の都合上30代後半で先生方のまとめ役である教務主任と言う係を任されました。

 別に将来教頭や校長を目指してなったわけではなく、他に人がいないと言う単純かつ消極的な理由でした。職場の方々は協力的で本来なら気持ちよく仕事が出来るはずですが、職務上管理職との付き合いや調整も多く、常に学校全体を見て、先を予想して仕事をしていかなければならない立場になり、神経を使うことが多くなったことが、不摂生への入り口だったと思います。

 ともかく私自身は同僚の協力に支えられ、忙しい忙しいと言いながらも、ある意味充実した生活を送っていたのかなと思えますが、精神的負担はやはり大きかったようで、それが酒の飲みすぎに繋がり、肝臓数値の悪化をもたらし、さらに過食による体重増加多量の文書作成により視力の悪化となったようです。

 当然この頃はアトピーも悪化していたのですが、日々の仕事に追われ、精神的に張り詰めていたため、むしろアトピーは押さえ込まれていたような印象があります。

 しかし体重増加は血圧上昇にも影響を及ぼし、40歳近くになる頃の血液検査は10箇所近くチェックマークが付くと言う恐ろしい状態になっていました。



検査数値の推移


健康診断結果について


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