健康診断 検査数値の推移を見て

ストレスによる飲みすぎで検査数値が悪化(2011.10.7)

 これはいかん。自分の体がぼろぼろになっている、と健康診断で気が付きましたが、実はそのような傾向を感じていました。

 それは例えば血圧が高いので、朝はパッと目が覚めるのですが、なかなか布団から出られず、以前に比べて体のキレが明らかに悪い。一つ一つの動作がキビキビとならず、なんとなくドロ〜ンとしています。

 しかしそれも若さのせいでしょうか。なんとなく体がだるいなと感じていたのは最初の頃だけで、そのうちそれが当たり前になります。しかも仕事に出かける頃になると、血液循環が良くなるのか、いつもと変わらないキレになります。

 今思い返せばすぐ気が付きますが、これらの傾向は明らかに肝臓ですね。肝臓の数値から分かるように、脂肪肝か肝硬変かは分かりませんが、そういった病気の前駆症状ではなかったかと思います。

 一方職場で同僚や生徒から指摘されたのですが、この頃「顔が赤いね」とよく言われました。生徒からは「先生朝から酒飲んでるの?」と聞かれたこともありますから、前日の酒が残っていることもあったのだと思います。

 生徒から指摘されたときはさすがに飲みすぎを反省してしばらく断酒(と言っても1週間ぐらいですが)や節酒を試みたりしましたが、やはり仕事の忙しさにかまけて、ちょっと気を許すと、「まあ今日は休みの前日だから多めに飲んでもいいだろう」とか「たまには飲まないとやってられないよ」と勝手に自分で理屈をつけて飲み続けました。

 その結果、初めて血液検査をして驚愕の数値をもらったにもかかわらず、ほとんど節制をしなかったため、翌年の中性脂肪は130以下が普通なのに、なんと400を越えてしまいました。

 さらにその次の年はγGTPが普通は60以下なのに145です。赤ら顔を指摘されたのもこの頃だと思いますが、さすがにこれはまずい、と思ったのも確かです。アトピーがひどくなりつつあったのもこの頃です。

 しかし血液検査が始まり、体がぼろぼろの状態になっていることを意識した4年後、係り分担が変わり、重圧から解放され、さらに5年後には新しい落ち着いた学校に異動となり、ここら先がアトピーの回復期につながっていきます。

 ともあれ血液検査が始まって5年間の数値は悲惨です。そしてその原因はストレスによる飲み過ぎ以外の何ものでもなかったな、と今振り返ってみるとよく分かります。


数値の推移を見て気が付くこと(2011.10.8)

 というわけで、ひょろひょろのガリガリだった体に、就職後約10年で飲酒と共に余計な肉がつき、51kgだった体重は、最高67kgまでいきました。

 身長は173cmぐらいですから、まあ中肉中背のおじさんになっていったわけですが、もともとやせていたので体が重く感じてしょうがありません。

 アトピーもひどく、酒とつまみ節酒による過大なカロリー摂取が原因だとは分かっていましたが、ストレスが継続している間はなかなか減酒もままなりませんでした。

 それでも体の調子が悪いな、という意識はあったので、徐々に食生活の見直しを行い、野菜や魚を増やすようにしていきました。その甲斐あってか、67kgを記録した年以降、64kgを越した年は現在までありません。

 ここ20年ぐらいは60から63kgぐらいの間で推移しています。先日の健康診断のときは62kgでした。

 一方血圧ですが、体重が増加した頃からはっきりと上昇傾向が現れ、さらに仕事の忙しかった年の検診の数値が明らかに高くなっています。

 逆に言うと、神経を使って猛烈にはたらくと、血圧は高くなるということです。これは通常の年齢による血圧上昇とは異なります。検診時の血圧の最大値は上が175、下が100というもので、医師からも血圧コントロールをしっかりするように言われました。

 そのほか検診の数値の推移を見ていると、いろいろ気が付くことがあります。たとえば肺活量なんかを測定したときもありますが、ピークは4500(cm3)ありますが、年齢と共に下降。最近は3500(cm3)ぐらいです。

 数字が落ち始めたのは40代後半からで、私は喘息もちで気管支が弱く、胸の筋力も弱いせいかなと思っています。一時期4500あったのは、フルートという楽器を演奏していた影響もあったかなとも思っています。



尿酸値の推移


健康診断結果について


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