血液検査から発症までの期間と予防

血液検査結果から痛風発症までの期間(2011.10.11)

 痛風の発作の内容については以前書いていますのでここでは触れません。しかしこの病気を経験した人が後になってその体験談を語ると、これはもう笑い話にしかなりません。

 病気の質がガンや心臓病といった深刻なものではなく、ともかくものすご〜く痛い、と言うことだけが強調され、その後は自然に治って行くというのが不思議で、そのことがまた笑い話の種になります。

 さて私が経験したのは平成12年、3月ごろです。血液検査で尿酸値が高いと通告されたときが平成11年の8月ですから、半年以上経過しています。

 その間特に症状があったわけではないので、春になって発病したと言っても、すぐに尿酸値と関連付けが出来ず、当初は誰もが勘違いするように、足の親指の捻挫か骨折だと思っていました。

 しかし病院ですぐに「痛風です」と診断され、痛み止めをもらい、松葉杖をつくようになって、ようやく自分の年齢でも(40代)痛風になることがあるんだと認識しました。(老人病だと思っていました)

 そして過去の検査結果を思い出して、「なるほど、あの時尿酸値が高くて警告を受けたのはそのためか」と納得したわけです。私の同僚にも同じような経験をする人がいましたが、やはり最初の一撃は予想もしていなかったという人が多いです。

 従って、痛風の予防ですが、まず「尿酸値が高い」と診断されたら、飲み過ぎ、食べ過ぎを控えないといけません。私は明らかにそうだったと思います。

 美食家がなる、とよく言われますが、そうではなく、ともかくカロリー摂取量が多すぎるのだと思います。従って、プリン体を多く含む物質を避けるようにといような話もよく聞きますが、それよりも過食、過飲を見直したほうが良いと思います。

 また夏場に尿酸値が上昇し、冬場に発症したことも意味があって、要するに寒いので水分補給が少なかったわけです。水が少なければ、血液中の尿酸の濃度が増し、結晶化しやすいという単純な理由だと解釈しています。

 なおその後この尿酸値は、平成21年に再びなんと7.7となり焦りました。このときはコレステロール値も高かったので、いつのまにか食べ過ぎになっていたようです。

 その後水を多くのみ、過食、過飲を控えた効果もあり、痛風は発症しませんでした。ただし親指の辺りにザワザワとした不快感を感じることは今でもたまにあります。



特定健診


健康診断結果について


表紙に戻る