医療体制は持ちこたえるのか?

10年後の少子高齢化社会への対処(2015.6.27) 


 6月下旬に行ったバンコク旅行で毎日必死に歩いたせいか体調良好です。痛風の兆しも感じなくなっています。

 血圧は降圧剤「バルサルタン」を80から60mgに減量し服用していますが、暖かいせいか110/60なんていう、ある意味血圧の模範的な数字になっています。

 食生活も、痛風の兆しを感じてから、少しだけですが小食気味にしていることも良い影響を与えているのかもしれません。実際小食になっても体重はほとんど変わらないというのが不思議です。

 食べ過ぎの場合は、適度に栄養を排出し、小食にした場合はその栄養分を存分に吸収するということでしょうか?当然食べすぎを抑えれば四六時中胃腸が働くということも無くなり、休憩時間が与えられるので、その分、分解消化活動も活発になるような気もします。

 どこかのサイトで、食べすぎは老化を早めるという記事がありましたが、単純に考えても食べ過ぎれば組織の活動はその分解に注力せざるを得ませんので、消化組織に余計な負担を与えるはずです。

 ただし食べ過ぎた人と粗食の人の寿命を統計的に調べたようなデータはなさそうです。いずれそういったデータも出てくると思われますが、それまでは「たぶん食べすぎはよくないんだろう」と思う程度になりそうです。

 それはそれとして私自身の体調がよいのは事実なので、これは本当にありがたいなと感じています。

 別のブログにも書きましたが、日本は少子高齢化社会がますます進み、私より数年年上の人たちは団塊の世代と呼ばれ、あと10年ぐらいでこの人たちが一斉に75歳に突入します。

 つまりそのころは、街中に老人が溢れ、若い世代の比率が極端に低くなるということが予想されるわけですが、そういう社会で必然的に生じる弊害がいろいろ新聞紙上をにぎわせています。

 一つ目は医師不足。今よりもさらに医師が減り、高齢者が増えるわけですから、これは当然です。ということは、通院で病院に行っても診療をしてもらうまで多大な時間が必要となり、肝心な診療時間は今よりもっと減る可能性があるということです。

 二つ目がベッド不足。何らかの病気が見つかって入院しようと思っても、すでにベッドが高齢者で占められていて、入院できないという事態が訪れそうです。

 三つ目が家族の介護が当てにできない。核家族化や一人暮らし老人が増えていますが、今後その傾向はますます強くなると思われます。つまり自分でがんばるしかない。

 四つ目が介護専任職員の不足。三つ目と同様ですが、若い人がいないわけですから、介護を仕事とする人も減るはず。つまり家族も専門家も誰も世話をしてくれない。

 五つ目。それらを多少緩和する処置として、地方への移住を政府は今後薦めていくようですが、果たしてそれで解決できるのか?私の考えでは、それだったらいっそのこと病気療養を目的とした海外移住も視野に入れたほうがよいのではと思えるようになってきました。

 六つ目。社会保障費が削減され、自己負担が増えるにもかかわらず年金は減額される可能性が高く、生活そのものが厳しくなる高齢者が続出しそう。

 とまあちょっと真面目に考えると不安なことがゾロゾロ出てきます。こういったことに対してどう対処するのか?

 元気なうちに考えておかないといけないなと思っていますが、月日の流れは意外に早いようにも思え、毎日があれよあれよという間に過ぎ去っていくような気もしています。


職場で健康診断


健康診断、医療


表紙に戻る