食品添加物と高血圧、血圧計の信憑性

 特定の食品を食べると何となく調子が悪くなり、血圧が上がっているように感じることがあります。特にスーパーやコンビニの弁当を食べた後に感じることが多いように思います。

 そこで食品添加物と高血圧の関係を調べたサイトがないかなと思い検索してみました。すると想像以上にいっぱいありました。要は食品添加物中のナトリウムの量で高血圧が悪化するようです。

 しかしいろいろなお弁当に成分表示はありますが、ナトリウムという表示はほとんど見かけません。これはどうしたことかと思っていると、食品添加物の表示の仕方に問題があるようです。

 具体的には「ビタミンC」とか「V.C」ですが、こう書かれるとかえって体によいような印象を受けますが、その実態は「Lーアスコルビン酸ナトリウム」という物質の場合があるそうです。この添加物は「ハム」「ソーセージ」「かまぼこ」「たらこ」「漬け物」などに使われるようです。

 また「調味料」と書かれている場合は「アスパラギン酸ナトリウム」や「グルタミン酸ナトリウム」「コハク酸ナトリウム」が使われていることもが多く、いずれもナトリウムを含んでいます。

 いやはやあらためて調べてみると、日々多くのナトリウムを摂取していることが分かります。これでは薬で下げて食べ物で上げると言うことを日々繰り返しているだけです。

 しかしだからといって食品添加物のない食品を食べようとしても無理があります。基本的には自分で作って自分で食べるというのが原則だと思いますが、なかなかそう簡単にはいきません。

 でも少なくともファーストフード系の食品は避けるに越したことがないことは分かります。現在の塩分摂取量の目安は1日10g以内だそうです。しかし高血圧と診断されたら7gぐらいに減らす必要があるとも書かれています。

 しかし理屈は分かっても仕事が忙しければ弁当を食べるし、腹が減ればついつい大食いをしてしまいます。さてどうしたもんでしょう。

 そんな中で、自宅でいつでも血圧を測れるように血圧計を購入しました。今から20年ぐらい前のことです。

 朝起きがけに測ればいいと言われ、かなり続けて測定しましたが、薬で血圧が落ち着いてきたり、仕事で忙しかったりすると測るのを忘れたりして、結局なんだか調子が悪いな、と思うときだけ計るようになってしまいました。

 一方で、自宅で計った血圧と、医者で計った血圧の値が微妙に異なる場合も多く、いったいどちらが正しいのか分からない、ということにも不満がありました。

 一般的には家で計ると、気持ちがリラックスしているので低めの測定値になると言われていますが、私の場合は必ずしもそうではないようで、医者で計ると低くなる傾向があります。

 たぶん家で計るときは、体調が心配になったときで、多少精神的に緊張したり、「もしかしたら高いんじゃないかな」と心配しながら計るからだと思います。

 そうゆうわけで家と医者での血圧の値が異なるため、一時期血圧計の精度を疑い、わざわざ医者が使っている水銀式の血圧計を購入し、自分で聴診器で脈を確認しながら計っていたこともあります。

 結果は、市販の一般的な血圧計とほとんど変わりませんでした。要するに市販の血圧計の精度はすごく良くなっていると言うことです。

 ちなみに、医師にお願いして右手と左手の血圧を測ってもらったこともありますが、もちろん時間差があるので誤差があるとは思いますが、5〜10mmHgぐらい差が出ました。これにはびっくりです。
 



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