降圧剤を減らしてみました

2011.5.20

 アムロジピンを中止して二日目。朝起きて朝食前に血圧を測ると127/85でした。早くも下が少し高くなったかと思いましたが、まあ日々の変動の中での誤差の範囲と考え、気にしないことにしました。

 その後仕事に出かけ、夕方帰宅。今日は暑かったせいか(私の仕事は高校の非常勤講師。当然エアコン無しです)、仕事中に若干めまいのような立ちくらみのような感じがありました

 教員の仕事というのは、単なるデスクワークと違い、結構体力を使います。2コマ連続の授業があれば、休み時間にゆっくり椅子に座って休む、というわけにもいかず、結局2時間立ちっぱなしの状態です。

 その間頭脳はフル回転で、その日の授業内容を口で説明しながら、頭の片隅では授業の流れを組み立てつつ、次に説明する内容を考えています。

 また黒板に必要事項を書きながら、それに付随する説明を大声で加えます。さらに自分の説明が生徒達にどのような影響を及ぼしているかも把握しなければなりません。今まで測定したことはありませんが、授業中の血圧は相当高くなっているのではないでしょうか。

 一方で5月というこの時期に妙に暑くなると体が付いてきません。ホルモンバランスや自律神経のバランスは相当悪くなっているのではないでしょうか。

 今日授業中に感じた眩暈は、暑さのため、たぶん下の血圧が低くなっているんだろうなあと思っていました。他方で授業を行うという真剣勝負により、上は相当上がっているのではないかと思えます。

 つまり上下の差が激しくなっているのではという予想です。あまり体に良くなさそうな状態です。しかし帰宅後血圧を測ってみたら、125/75でした。

 とりあえず、まだアムロジピン中止の影響は現れていないようです。だいたい血圧の薬は3日ぐらいで影響が出てくるので、やめるときも3日間は体調不良に気をつけないといけないと思っています。


2011.5.21

 アムロジピンの服用を中止して3日目。そろそろ血圧が上がってくるのではと思いつつ起きがけに血圧を測ってみると、125/80で安定しています。良かったです。

 だいたい薬の説明書やネットでの解説を読むと、降圧剤を突然やめると、その反動で血圧が一気に上昇して危険なので、医師の判断が必要と書かれています。

 もちろんその通りだと思いますが、これまでの経験で降圧剤を増やしたり減らしたりしてきましたが、それが原因で下の血圧が20以上変動したと言う経験はありません。

 今回は、もしかするとアムロジピンという薬が比較的血圧への有効性が高いと言われている薬なので、10ぐらい上がってしまうかなと覚悟していたのですが、まだその兆候はありません。暖かいせいもあると思います。

 一方今日明日は仕事が休みなので、昨晩はこれまで飲んでいたコンスタン4分の1錠の服用を中止してみました。中止の影響がどのくらい出るかなと思っていたのですが、やはり眠りが浅くなりました。

 ただし薬の中止が影響したのか、夜暑かったため寝苦しかったこと、窓を少し開けて寝たので、家の周りで犬がほえたり、金曜とあって夜遅くまで通りを歩く人の話し声が聞こえたりしたことも一因かもしれません。

 もしコンスタン服用中止のせいで眠りが浅くなったのだとしたら、この薬は4分の1錠でも効いているということですから、1錠というのは結構強い作用を持っているのではと想像できます。



アムロジピンの効果


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