足がしびれると言うことは
血行が悪いと言うことです

2011.12.14 洋式トイレで感じる足のしびれと高血圧

 我が家は洋式トイレなのですが、10分以上座っていると足がしびれることがあります。振り返ってみると、そんな現象が起き始めたのは、たぶん太ももの冷えを感じ始めた頃ではないかなと思い、ネットで同様の検索をしてみたところ、やはり洋式トイレで足のしびれを感じる人は意外に多いことが分かりました。

 しかしほとんどの方は、原因について「そうですね私もしびれます。血行不良です」というコメントで終わっています。

 そこで少し詳しく追究してみる事にしました。ただしここで扱う「しびれ」は、病的なものではなく、一般的な状態として考えたものです。

 先ず季節的にいつ頃良く感じるかというと、やはり冬場が多いような気もします。しかし夏だからといってまったくしびれないというわけでもなさそうです。

 続いて場所ですが、上に書いたように、私の場合は洋式トイレ以外では感じたことがありません。つまり通常の椅子の上では、それがたとえ硬い木の椅子であっても、しびれることはまずありません。

 次に、「しびれとは」という語句で、ネットを使ってその原因を調べてみたところ、どうやら「冷えや圧迫によって動脈が収縮する事によって血流が滞る」というのが原因のようです。

 以上のことから、冬場は寒いので血管そのものが収縮し、そんなときに洋式トイレに座ると、上半身の全体重を臀部の筋肉ではなく、臀部の周りの筋肉と大腿骨裏側の筋肉で支えることになります。

 一方大腿骨裏側の筋肉は、椅子に座るときはほとんど使わない筋肉で、トイレを使うときだけ圧迫感があります。

 また椅子とトイレの接触面積を比較すると、トイレの場合は中央が抜けていますから、その面積は半分以下になっています。もし面積がが半分になれば、同じ体重を支えるために、トイレの便器から受ける圧力はおよそ2倍になります。

 この2倍になった圧力が、大腿部裏側を通っている血管を圧迫。その結果膝より下の血流が滞りしびれを感じる、というメカニズムではないかと見当をつけました。

 もしこれが正しければ、大腿部の筋肉の衰えと共に足のしびれの頻度は増すはずで、実際若いときには感じなかったしびれですから、私の大腿部の筋肉量そのものが減ってしまい、高血圧の原因となる冷えが起きていると証明できます。



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