高血圧患者の医者の扱い

2011.12.20 聴診器を使う医者

 今日は月に一回行っているかかりつけの医者に行ってきました。そろそろインフルエンザの患者も増加しているのはと思いマスクも持参しましたが、かなり空いていました。まだ本格的な流行の時期ではないようです。

 いつものように血圧を測ると145/95とやはり高めです。「冬場は下が90以下になかなか下がりません」というと、「まあそんなもんでしょう」とどうにでもとれる返答が返ってきました。

 もう10年以上付き合っている医者ですから、だいたい返事の予想はつくのですが、いまいち無愛想なので、初めて来た患者さんには受けが悪いのではと思っています。どうやら性格的な物もあるようです。

 長い付き合いで悪気があって言っているのではないと言うことが分かっています。この後いつものように簡単ですが聴診器を当てて心音等を聞いてくれます。

 昨年妙に血圧が高くなったとき(180/105とか)、他の医者はどのような診断するんだろうと思い、近所の医者に行ってみたのですが、初診だというのに聴診器も使わず、問診だけ

 血圧測定は看護士さんが行い、その数値をカルテに書き込むだけの診断だったのでびっくりしました。今かかっている医者は血圧も脈の音を聞きながら測定してくれます。

 脈の音も聞かず、聴診器も当てず、看護士さんが測定した数値を見て、後は私が「血圧が高いのですが」と言っただけで診断は淡々と進み、「じゃあ今服用している薬に+αの薬を追加しましょう」ということになりました。

 しかし患者側としては「たったこれだけのことで診断が下せるのかなあ?これで薬を出されてもその薬の信憑性も不安だなあ」と思いました。

 極めつけは、心配なので心電図を測ってくださいと伝えると、分かりましたと言って「看護士さん、心電図」と言って測定に入りましたが、この看護士さん「心電図の測定はあまりやらないんですよね」と言いながらマニュアルなんぞを見ています。

 「おいおい勘弁してくれよ」と思いつつ待つこと5分。なんとか測定を終え結果は再び医者の元へ。すると「これなら問題ないから安心して良いですよ」と言われましたが、「どうして問題がないのか不安でした」

 実際その後+αの薬を追加して飲んだものの、血圧の高い状態は改善せず、その内自分自身でもしかしたら更年期障害の一種で、変動の幅が大きくなっているのではと思い調べてみると、確かにそうなるようなことがネット上でも書いてあったので、「なるほど、そうだったのか。しょうがないんだ」と思い始めてから症状が改善しました。

 要するに不安が不安を呼んで血圧が上がっていたのかなと思われます。それに対して医者はそういった心理状態まで気がつかず数値だけを見て処方を勧めたという顛末かなと思っています。

 ちなみに今日は、簡単な診察後再度血圧測定しました。結果は135/90でした。最初は待合室から医者のいる部屋に入った直後なので少しだけ高かったようです。安心しました。

 また上記の聴診器も当てない医院は、平日でもかなりの人が来ていて、地域的には信頼の厚い医者のようです。医者選びは難しいです。



体操の効果


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